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Posted by ブクログ 2021年04月16日
作者、河治和香さんは江戸風俗画家三谷一馬氏に師事。江戸の風俗を学んだ、日本大学芸術学部卒の作家。
江戸の浮世絵画家といえば、葛飾北斎、そして次は歌川国芳だろう。
歌川国芳も多作な画家だ。家族の他にも弟子達食い扶持を稼がねばならなかったからだし、また愛情深い人物なのだ。
そんな国芳に弟子入りした面々も...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
浮世絵は大好きで、葛飾北斎、歌川国芳、河鍋暁斎が特に好き。その、国芳の娘が主人公の短編集。中身は、本当に江戸情緒が満載で、言葉も風俗もすごーく江戸らしい。入れ墨って、江戸の人にとってすごく意味のあるものだったんだねぇ。
国芳を最初に好きになったのは「源頼光公館土蜘蛛作妖怪図」という風刺絵で、最期の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月04日
江戸末期、天保年間の町絵師最大一派、歌川国芳の一門を描くシリーズ第一巻。
本作は国芳の長女、登鯉の視点で描かれる。
隅田川に流される、磔にされた女、それと男の生首が江戸っ子たちの話題に上がる。
旗本に嫁いだ女が男と駆け落ちしただの、男が女を寝取っただのと、いろんな噂が飛び交う江戸の町。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月05日
江戸の天保期といえば
ヨーロッパではモーツァルトが活躍していたころ
日本にも
魅力的な人たちがいました
はい 北斎、広重、英泉、国貞、貞秀、
そして、国芳さん
江戸の町を舞台に
国芳さんの娘、登鯉さんの目線から
見た
浮世絵師たちの暮らしが
描かれる
いゃあ
面白いなぁ
そういえば
少し前に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月29日
国芳一門の話。
「ヨイ豊」で豊国一門の話を読んだ翌日に読んで、清太郎(4代豊国)がひどい奴に書かれていたので、びっくり。
国芳を筆頭に、登場人物が魅力的でテンポも良く、話が進んで面白かった。
章毎に関係する浮世絵が載せてあるのも良かった。
ただ、国芳の娘 登鯉(とり)が、あまり絵に向かっていない...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月13日
とにかくおもしろい!
国芳一門の連中のおかしさったら。そして登鯉ちゃんの大人びた、ある種冷めたようなものの見方がいいです。
そんな登鯉ちゃんも、やっぱりまだまだ子供な部分があって、そういうところがまた可愛いんだよなァ~って、もう、出てくる人みんなバカで情に篤くて、ニヤニヤしてしまう。
江戸の風俗、異...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月22日
【本の内容】
前作「笹色の紅」が評論家に絶賛された新鋭が、鉄火肌の浮世絵師国芳と、脳天気な弟子たちの浮世模様を娘の女絵師登鯉の目から描いた、ほのぼのおかしくて、ちょっとせつない書き下ろしシリーズ第一作。
国芳の娘登鯉は、刺青が大好きで博奕場にも平気で出入りするような“侠風”な美少女。
一方で、天...続きを読む
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