沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

682円 (税込)

3pt

盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる──! 中国伝奇小説の傑作ここに開幕。

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沙門空海唐の国にて鬼と宴す のシリーズ作品

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  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一
    682円 (税込)
    盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる──! 中国伝奇小説の傑作ここに開幕。
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二
    682円 (税込)
    妖猫に取り憑かれた劉家の妻が唄った歌。それが、およそ60年前、詩仙李白が玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃の美しさを讃えた詩だと知った空海と逸勢は、偶然知り合った後の大詩人・白楽天と共に馬嵬駅へ行き、楊貴妃の墓を暴くことに。だが驚くべきことに、そこには妖しい呪がかけられていたうえ、石棺の中に楊貴妃の姿はなかった──。そんな空海に、謎の方士・丹翁は「このことは忘れよ」と警告するが……? 中国伝奇小説の傑作、第2弾。
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三
    682円 (税込)
    安倍仲麻呂が遺した手紙により、空海たちが知った事実。それは、かつて玄宗皇帝が楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った際、道士・黄鶴の提案に従って尸解の法を用い、楊貴妃を仮死状態にして難を逃れようとしたが、あえなく失敗したというものだった。一方、青龍寺の恵果のもとに、妖しい影──黄鶴の弟子であった白龍が現れる。白龍は順宗皇帝を呪殺し、唐王朝を完全に滅ぼすと予告する。中国伝奇小説の傑作、第3弾。
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四
    682円 (税込)
    宦官・高力士が、死の直前に安倍仲麻呂へ遺した手紙には、楊貴妃の出自にまつわる、さらなる驚愕の事実が記されていた。黄鶴、白龍、丹翁……さまざまな人の想いと呪いが交錯した果てに、いま、順宗皇帝は呪法によって瀕死の状態に陥っていた。呪法の正体を暴くよう依頼された空海は、逸勢や白楽天、大勢の楽士や料理人を率い、玄宗皇帝と楊貴妃ゆかりの地──驪山の華清宮へと向かった。中国伝奇小説の傑作、ついに完結。

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沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月28日

    『陰陽師』の安倍晴明とも通ずる空海への半端ない安心感。
    そして橘逸勢との気持ちの良い掛け合い。
    読者の気持ちとしては天才・空海への尊敬の気持ちは逸勢側だろう。
    舞台が唐ということもあり難しいかなぁと思ったが、全くの杞憂だった。
    『陰陽師』と違う所は、一巻では一件落着しなかった所だ。
    読み応えがあり怪...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月02日

     一応、小説ですが橘逸勢のキャラなどは別にして空海の足跡としてはかなり史実に基づいて書かれている秀逸な作品です。
     空海の凄さを知る上では楽しく読める(但し、文章量が多いのは覚悟して…)作品だと思います。

     龍海

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月20日

    重い話ではあるはずだが、空海と逸勢の軽妙な掛け合いと展開の早さであっという間に小説の世界に飲み込まれていく。次の展開が気になる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月22日

    次の展開に不安になりつつも空海なら大丈夫という安心感を持って読めた作品。(映画を先に観た影響もあるかもしれませんが。)
    作風が読みやすくとても好きです

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月22日

    何となく思った以上に厚めであった文庫本が4冊…読み始めると「続き」が気になってドンドン読み進めてしまう。作中に出て来る“呪”(しゅ)というような不思議な力で操られでもしているかのように、本の頁を繰る手が停められなくなってしまう。
    「沙門空海」とは、かの弘法大師こと空海が生涯に亘って最も頻繁に用いたら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月12日

    面白かった。
    キャラが微妙に陰陽師とシンクロしてるような気もするけど。
    空海といえば、字が綺麗とか、即身仏とかしか知識が無かった。
    超天才だったのかぁと思いながら、微笑ましく読んだ。

    0

    Posted by ブクログ 2012年07月13日

    空海が主人公となるものは初めて読んだが、面白い!天才でありながら、嫌味がないというか、すんなり受け入れられる。

    映画化予定とのことで、こちらも楽しみだが、グロいシーンをどうするのか…。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月05日

    空海って唐に行くんだ!これはホント?
    勝手に西遊記の三蔵法師のイメージで読んでたので空海の頭のキレとユーモラスさに面白すぎ。

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月14日

    ひょっとして、読んだことあるかもって思いながら読んでたら、読んでなかったんだ!
    やっぱり、この人の仏教伝奇モノは面白い!
    空海と逸勢のコンビネーションは、ホームズ&ワトソン級!

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月01日

    映画を観て、コレは原作を読まねば、と読み始めた作品。
    読み進むに連れて映画なんてこの大作の上ッ面をサッとなでただけのもの。
    獏さん、いつものことながらとんでもない作品を書いてくれます。
    しばらくは楽しませていただきます。

    0

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