ツァラトゥストラは こう言った 上

ツァラトゥストラは こう言った 上

晩年のニーチェ(一八四四―一九〇〇)がその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは、神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。

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ツァラトゥストラは こう言った のシリーズ作品

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  • ツァラトゥストラは こう言った 上
    814円 (税込)
    晩年のニーチェ(一八四四―一九〇〇)がその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは、神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。
  • ツァラトゥストラは こう言った 下
    880円 (税込)
    晩年のニーチェ(一八四四―一九〇〇)がその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは、神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。

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ツァラトゥストラは こう言った 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月03日

    自ら善悪を判断(創造)し、苦しいことは幸福として受け取り、それを自ら超克せよ。→これが上巻を超要約した感じはこんなんかなーー。

    ・今我々が立っている大地に目を向けろ(「神は死んだ」)

    ・自分自身を喜ばせることをしろ、そうすれば人を悲しませたりすることはなくなる

    ・人間は平等でもなく、平等になる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月27日

    実に素晴らしい。元気の出る本だ。希望の持てる本だ。以前は文学作品としか思っていなかったが、文学作品とは毛色が違う、真の哲学書だ。

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    Posted by ブクログ 2022年01月23日

    ニーチェの化身であるツァラトゥストラが自身の思想を語る口調で説く本だった。聖書の文体をあえて真似しているが、内容はキリスト教からの脱却が含まれていて皮肉的だった。最後の解説にもあった通り、テーマは永遠回帰と超人だ。超人とは価値創造を行うものであり、究極は善と悪を自分の中で定めることができる人物である...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月07日

    上巻を読むのに2ヶ月かかってしまった。(前からわかっていたことだが、)このような本を理解するには、時間をかけて読んでは個々の印象が薄れてしまうから、寧ろ短時間に集中して読み、それを繰り返さなければならないと思った。…そういう訳であまり内容は理解できていないのだが、それでも少しでも理解してみたいと思わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月22日

    ニーチェの鋭さの中に少しの狂気も感じる。


    人生生きることは、悩むことに過ぎないとある者は言うが、それなら人生をたんに悩むだけになるように用いたらどうだ!

    死の説教者が、他人の人生をおのれの贈物の鎖でもってますます束縛するとは何事か!

    そうした連中は、人生からの脱出を説教するとともに、自らも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月19日

    以前、『道徳の系譜』やらニーチェ解説本やらを読んでいたときは、個人的に「魂の救済」をテーマに読書をしていたので、やたらキリスト教を否定するニーチェの良さがよくわかっていなかった。ニーチェの思想で弱者を救えるかよ、と。

    本書を読んでわかったことは、ニーチェの思想は決して「強者の論理」というわけでは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月02日

    最近になって読んだ本の中に、
    「若いときに読んでいたらよかった」という
    ものは、いくつもありますが、
    これもその一つです。

    神を否定した実存主義、キルケゴールは神に向かう実存主義。
    19世紀の実存主義は、20世紀のそれに比べ、
    社会性がない。
    などの知識はあり、書名もインパクトがあり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月17日

    痛烈な社会、人物批判が箴言として書かれている。
    なんだか生きにくい世の中だ!と感じる者にとっては胸がすく思い。

    ただ、天に唾すれば…おのずと自分自身にも降りかかるもので、私は「悲壮な者」でしかなかった。
    「精神の苦行僧」醜い獲物しか得られず、ボロボロになった者。
    わたしは、笑いを学んでおらず、美を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月07日

    まさに劇場型哲学。それはやはり彼の出発が『悲劇』だからなのだろう。賛否関わらず、読むとテンションが上がるのは間違いない。

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    Posted by ブクログ 2022年12月07日

    ニーチェの文体を初めて読んだ。詩的な文章になかなか翻弄されたが、中程まで読んだ頃には段々とそのリズムが心地よくなっていった。
    言っていることは正直よく分からないが、私の乏しいキリスト教の知識と当時の時代背景を考えながら、ニーチェの語る哲学に想いを馳せてみた。
    ユダヤ教の価値観が飽和して、惰性的に割礼...続きを読む

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