懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1

懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1

594円 (税込)

2pt

3.6

夫との別居を機に、幼いころから慣れ親しんだ実家へひとり移り住んだわたし。すでに他界している両親や猫との思い出を慈いつくしみながら暮らしていたある日の夜、やわらかな温もりの気配を感じる。そしてわたしの前に現れたのは…(「懐かしい家」より)。生者と死者、現実と幻想の間で繰り広げられる世界を描く7つの短編に、表題の新作短編を加えた全8編を収録。妖しくも切なく美しい、珠玉の作品集・第1弾。

...続きを読む

小池真理子怪奇幻想傑作選 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1
    594円 (税込)
    夫との別居を機に、幼いころから慣れ親しんだ実家へひとり移り住んだわたし。すでに他界している両親や猫との思い出を慈いつくしみながら暮らしていたある日の夜、やわらかな温もりの気配を感じる。そしてわたしの前に現れたのは…(「懐かしい家」より)。生者と死者、現実と幻想の間で繰り広げられる世界を描く7つの短編に、表題の新作短編を加えた全8編を収録。妖しくも切なく美しい、珠玉の作品集・第1弾。
  • 青い夜の底 小池真理子怪奇幻想傑作選2
    638円 (税込)
    互いが互いに溺れる日々を送っていた男と女。だが突然、女との連絡が途絶えた。シナリオライターとしての仕事にも行き詰まり、苦悩する男が路上で出会ったのは…(「青い夜の底」)。死んだ水原が、今夜もまた訪ねてきた。恐れる妻を説得し旧友をもてなすが…(「親友」)。本書のために書き下ろされた表題作を含む全8編。異界のもの、異形のものとの、どこか懐かしく甘やかな交流を綴る怪奇幻想傑作選、第2弾。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年11月06日

    小池真理子は恋愛小説意外では初めて。
    これがかなり面白かった。

    彼女の描く恋愛小説では、男女間にあやうく孕む狂気が関係を破綻させていくことがあるけれど、このホラー短編集の狂気はそれとは異質で、「あっちの世界」のものだ。

    過去に死んだ不倫相手が、違う男の背中に現れる、エロティックな「公平の背中」や...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2022年08月06日

    切ない話とホラーのバランスがとても良かったです。
    世にも奇妙な物語で放映された話もあって、懐かしい気持ちになった。康平の背中が不気味で好き。全体的に妖気じみていていいですね。楽しんで読ませていただきました!

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月08日

     小池真理子さんのホラー短編小説アンソロジー。初出誌は巻末に記載されているが、年代が全部は載っていない。「1991年」と「2011年」のものがあることだけは分かるので、その辺りの頃、と推測するしかない。
     とても良い作品集だった。抑制された堅実な文体で淡々と醸し出される「恐怖の」イメージが、美しい。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月14日

    読書会で小池真理子ぜひ読んでみて!と強くお勧めされたことがあり、初めて読んでみました。ものすごくよかった。どの作品も引き込まれた。ひとつ読み終えると、すぐ次のを読みたくなったけど、夜寝る前に読むのは、怖くて無理Σ(゚д゚lll)怖いけど、憧れる場面ばかりでした。懐かしい家は、映画異人たちの夏を彷彿さ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月04日

    ホラー作品の路線は大別すると、絶叫系のテンションの高いホラーか、秘めやかに忍びよるような静かなホラーに分かれると思うのですが、この『懐かしい家』に収録されている短編たちは概ね後者の印象。怖さ・不気味さの中にどこか格式高さというか、上品な怖さや哀しさ、憂いや寂しさを感じた気がします。

    ピアノ教室の先...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月19日

    小池真理子さん、初読み!
    ホラー短編集ですが、全くグロい描写もキモイ描写も突然何かが襲ってくることもなく、じんわりと怖い。映像は静かで薄暗くてノイズが入っている感じ、BGMは無い。おお、これぞジャパニーズ・ホラーなのか。『ミミ』,『神かくし』,『首』,『蛇口』,『車影』,『康平の背中』,『くちづけ』...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年04月01日

    突然、壁に現れる蛇口をひねるとおどろおどろしい液体がほとばしり、身近な人の死を伝える「蛇口」
    これが一番、怖かった。小池真理子ってこんな作品もあるのね。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年06月24日

    小池真理子特有の落ち着いた柔らかな文体と、最後にぞくっとさせる話の進め方が上手い。でも短編なのでさくさく読めるところが魅力。

    続編も期待。

    0

懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川ホラー文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

小池真理子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す