警視庁草紙(上)

警視庁草紙(上)

770円 (税込)

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物情騒然たる明治初期。新政府は首府東京の治安を求めて西郷隆盛に抜擢された川路利良大警視を筆頭に邏卒六千の警視庁を作り、いまその体制を着々と固めつつあった。片や、その大警視をむこうにまわし、「ちょいとお上をからかって、田舎っぺえのポリス野郎の鼻をあかせてやろう」と、まことによからぬ一味がいる。旧幕時代に十手取り縄を預かっていた神田三河町の半七、その手先冷や酒かん八。元同心千羽兵四郎、そして黒幕に控えるのは、隅のご隠居こと元南町奉行の駒井相模守……。

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警視庁草紙 のシリーズ作品

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  • 警視庁草紙(上)
    770円 (税込)
    物情騒然たる明治初期。新政府は首府東京の治安を求めて西郷隆盛に抜擢された川路利良大警視を筆頭に邏卒六千の警視庁を作り、いまその体制を着々と固めつつあった。片や、その大警視をむこうにまわし、「ちょいとお上をからかって、田舎っぺえのポリス野郎の鼻をあかせてやろう」と、まことによからぬ一味がいる。旧幕時代に十手取り縄を預かっていた神田三河町の半七、その手先冷や酒かん八。元同心千羽兵四郎、そして黒幕に控えるのは、隅のご隠居こと元南町奉行の駒井相模守……。
  • 警視庁草紙(下)
    770円 (税込)
    参議広沢真臣暗殺、北海道開拓使黒田清隆の愛妾斬殺と次々に起きる大事件に、大警視川路利良対元南町奉行駒井相模守、いや警視庁対江戸町奉行所の知恵くらべは、ますます佳境に入ってとどまるところを知らない。そしてこの対立に花を添えるキラ星のごとき「明治のスター」たち。西郷隆盛、大久保利通、井上馨、伊藤博文、佐川官兵衛、乃木希典、三遊亭円朝、夏目漱石、幸田露伴、樋口一葉……。西南戦争へ向かう歴史の流れを縦糸に、これは近代国家への道を急ぐ明治の裏面史でもある。

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警視庁草紙(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年10月02日

    表紙の法被を着た集団のその後の行為を考えると、なぜこの人たちが表紙なのか疑問だ。ご隠居の見抜くトリックの真相は、存外エログロで、読んでいて楽しくはない。売春、拷問が当たり前だった時代、それが明治だと言われれば、その通りなのだけど。その中で明治のスターが登場すると、爽快感があり、待ってました、と思える...続きを読む

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