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15人の24時間! 高校生・徳永準の自殺予告メールがネットに流出。友人・笹浦は東京のどこかにいる彼を止めようと捜索隊を結成する。ライトノベル史上〈もっとも長い一日〉がはじまる!! 「わたしと今日会いたかったら、そのトクナガくんの自殺を阻止してきて。ううん――阻止しようとがんばってみて。彼が死ぬのをやめさせるために、時間を費やしてきて。ずっととは言わないよ。成功しなくてもいい、努力だけで。証拠もいらない。努力してきたよっていうキミの言葉を、信じるから。でもそれまではキミと顔をあわせない。……彼が死にたいって思う気持ちを、せめて明日まで、遅らせようとしてみて」(パート3「せめて明日まで、と彼女は言った」より)
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Posted by ブクログ 2019年08月04日
読み終わりました。
『15×24』という不思議なタイトル。15人の24時間の物語ということです。
簡単に言うと、ネットで知り合った見ず知らずの女の子と心中しようとしている高2男子徳永。ところが自殺をほのめかす書きかけのメールがひょんなことから拡散。同級生から見知らぬ人まで拡散したメール。あちらこちら...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月14日
富士見ファンタジアの「狗狼伝承」や「ジェスターズギャラクシー」といった
浪漫的な作品を読んできた身としては
作者がこういう作品も書けるという事自体が一つの驚きでした
時代がかった言葉遣いがこの作者の持ち味かと思ったのですが
本作ではそれは見る影もなく若者言葉に取って代わられています
内...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月01日
「死」をめぐる物語。
自殺サイトで知り合った「17」と自殺することにした徳永準。
待ち合わせは大晦日の新宿。
最後に学校の友人に遺書をメールで送ろうとしたが、新宿の雑踏で携帯電話をスリに盗られてしまう。
書きかけの遺書が送信され、その遺書メールは蜘蛛の巣状に友人の友人へ送られ、「捜索隊」が作られる。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月13日
書評を読んで気になったので購入。つか品薄だなぁ
まずは新城カズマ氏がまだ作家を続けておられたことに喜びを感じた。
中高校時代に読んだ蓬莱学園が懐かしすぎる。
そんななかこれはラノベの風をしているがなかなかにシリアスなお話。続きも気になる。
15×24てタイトルは結局15人の24時間を描いたというべ...続きを読む
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