琥珀の夏

琥珀の夏

作者名 :
通常価格 1,800円 (1,637円+税)
紙の本 [参考] 1,980円 (税込)
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作品内容

大人になる途中で、私たちが取りこぼし、忘れてしまったものは、どうなるんだろう――。封じられた時間のなかに取り残されたあの子は、どこへ行ってしまったんだろう。

かつてカルトと批判された〈ミライの学校〉の敷地から発見された子どもの白骨死体。弁護士の法子は、遺体が自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎをおぼえる。小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿。そこには自主性を育てるために親と離れて共同生活を送る子どもたちがいて、学校ではうまくやれない法子も、合宿では「ずっと友達」と言ってくれる少女に出会えたのだった。もし、あの子が死んでいたのだとしたら……。
30年前の記憶の扉が開き、幼い日の友情と罪があふれだす。

圧巻の最終章に涙が込み上げる、辻村深月の新たなる代表作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
552ページ
電子版発売日
2021年06月09日
紙の本の発売
2021年06月
サイズ(目安)
1MB

琥珀の夏 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年07月24日

    この夏読めてよかった本です。
    懐かしい物語だった気がします。
    子どもたちの気持ちが(大人になってからの描写も)手に取るようにわかるように描かれていて、辻村さん、上手いっ!!と思いました。

    弁護士の近藤法子40歳は3歳になる娘の藍を育てながら共働きで働いています。夫の瑛士も弁護士です。

    法子は小学...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月23日

    「家族」の形にも様々あるとは思うが、親と子が同じ空間で同じ時間を共有することはかけがえのないものであると切実に感じる。

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    Posted by ブクログ 2021年07月23日

    子供とは親の欲

    読み終わった後率直にそう思った。

    自身が幼少期に寂しくて悲しい思いを経験していても、子どもをちゃんと育てられるか不安でも、
    それでも子どもを産みたい。

    仕事を優先したいし、子どもと常時向き合う毎日は無理。それでも子どもはかわいい。

    子どもの幸せのためと言ってやっていることも、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月21日

    仮想の未来の学校での子ども達の生活、その中で事件が!大人の理論に振り回される子ども達ミステリーとしては面白い!振り回される子ども達は被害者だ。白骨死体ははたして誰か❗️

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    Posted by ブクログ 2021年07月19日

    大人に守られるべき子供。我が子とすら距離感を測りかねてしまう大人。

    女児同士の些細だけど陰険な言葉がけ、それをぶつけられた側の感情の機微が生々しく描写されていてリアル。
    あとは、けん先生のキャラクターが秀逸……

    タイトルの英語版(カバーを外した表紙に書いてあります)は
    summer trappe...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月18日

    最高の1冊でした。子どもの頃に見えている世界をこれでもかという綺麗に描いています。大人になって発見された白骨死体。30年前の記憶が各人の視点で蘇る。
    子どもだからこそ悩むことが、大人になってどうでも良くなった私たちに突き刺さります。

    美しい純粋さと徐々にわかるミステリーがうまくマッチしていて非常に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月10日

    あの人たちとは違う。
    と思っていても、ふと気づくと、違いより同じことの方が多かったりすることに驚くこと。
    子供から大人になること。
    大人とは、裏切られた青年の姿。と太宰治さんが書いていたが、地続きであるようでいて、断層があり、断層ができた理由の物語がある。
    とりとめがない感想だが、心動かされる、良著...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月26日

    「ミライの学校」の設定が、単なるカルト集団でなく、理想を求めた知性のある人々が作り上げた学校としたところが、この作品を単純なものにしていない。人間の(しかも大人の)弱さ、愚かさを原寸大に表すことに成功していると思う。
    「ミライの学校」で行われる「問答」の描き方もそうだ。「問答」というディスカッション...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    ひゃ〜、ヒリヒリ、ハラハラ、ドキドキ…。
    よかったです。
    うん、よかった。
    ヒリヒリし過ぎて、ちょびっとづつ読んだけど。
    宗教っぽい、閉鎖的な施設の話って、やっぱり、ちょっと苦手だなぁ。

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    Posted by ブクログ 2021年07月24日

    読み進めるうちにどうして「琥珀」なのかが段々イメージできてきて、本文で言及があったところでストン、と法子と感覚が一致したように思いました。甘い蜜に閉じ込めてしまっていた思い出、きっと誰にでもありますね。
    「あぁ、私も経験がある」「確かにこういうことあるよな」と我が身を振り返りたくなる個々の話が「SF...続きを読む

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