奇妙な敗北

奇妙な敗北

作者名 :
通常価格 1,100円 (1,000円+税)
獲得ポイント

5pt

-
    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

本書は、プロックのL'eyrange défaite. Témoignage éctit en 1940. Société des Editions France-Tireur,1946. の翻訳である。プロックは第二次大戦に大尉として参戦し、敗戦の時ダンケルクから英国にのがれ、ノルマンディーに婦り、ドイツ軍の進駐にあって齢宅した。一九四〇年に本書を書いた。その翌年にはレジスタンスに参加し、四四年ドイツのゲシュタポに銃殺された。したがって本書の内容は、題名のしめすように、第二次大戦の敗戦についての体験と反省であり、――おそらく證言文學といわれるカテゴリーに属するだろう――するどい現実感覚をもつブロックの敗戦にいたるフランス社会の病理学である。私どもは、この主題をとおして、歴史家プロックについて、『あとがき』にふれるような色々な点を知ることができる。学者の日記や書簡が学説や理論を理解する上に重要なのと同様、プロックを理解する上にこの書物は重要なドキュメントである。(「訳出にあたって」より)
目次
UP選書に入れるにさいして
訳出にあたって……ジョルジュ・アルトマン
まえがき
第一章 証人の陳述――戦争の体験
 私の身分と職業――配属――職務――五月十日の混乱――ヴァレンシエヌよりドウエーヘの後退――ランスヘ後退――エステール・シュール・ラ・リスヘ後退――アティンュヘ後退――ステンプェルク――海岸への退却――ダンケルクの悲劇――ノルマンディー上陸――レンヌの体験――帰宅
第二章 ある敗者の供述――敗戦の症状
 敗戦の責任はどこにあるか――戦争指揮の無能――軍首脳部の責任、さまざまな人間像――参謀部帰校の教育――戦争の変形――作戦計画の失敗――情報の不完全――ドイツ軍との接触――高速度戦の条件――その状況――神経戦についてのドイツ軍の優越――フランス軍参謀部の諸欠陥――動員体制――連絡組織――その不完全さについての体験――英軍との協力の問題――ダンケルクにおける英軍――共同行動の失敗〔以下略〕
第二章 反 省――敗戦の病理学
 参謀部の分析――後方とは何か――困難とその命じる義務の前にあらゆる成人は不等である――利己心、集団的無気力、奇妙な血の愛惜――指導階級すなわちブルジョワジーと労働組合幹部――その過失、不時と戦時の相違無視――国民感情の冷淡さ――農民の戦意――労働組合の小市民性とこれにより打ち消された祖国愛――国際主義、不和主義――上層階級の大衆教育観――教育の実情――報道、書物等による教養――伝統に封する牧歌的な精神主義〔以下略〕
マルク・ブロックの遺言
附録一 教育改革論
附録二 私は何故共和主義者となったか
訳者あとがき

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 選書・双書
出版社
東京大学出版会
ページ数
300ページ
電子版発売日
2021年06月11日
サイズ(目安)
42MB

奇妙な敗北 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

レビューがありません。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

作者のこれもおすすめ