政治 第2版 ―個人と統合―

政治 第2版 ―個人と統合―

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作品内容

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著者三人が、夏休みの三週間を共にすごし、そもそも政治とはいったい何であるのかといった、ある意味でははなはだ初歩的な、しかしある意味では大変深遠な問題が話題にのぼったことがあった。そのうち、日常ほとんど無意識のうちに使われている政治の用語、たとえば議会主義といった概念を、少し厳密に、若干組織だてて考えてみようではないかということになった。
本書は三人の討論の所産である。
政治とは何か。この古くて新しい問いに対しては、昔からいろいろな考えが示され、多くの定義が下されてきた。また、それと関連して、政治学とは何か、についてもこれまた数多くの定義が存在する。その上で、例えば政治思想、政治体制、政治意識、政治過程、政治変動などの面で、もろもろの理論、学説が存在することは周知のとおりである。そのことを十分意識し、前提とした上で、本書が心掛けたのは、学説の紹介やその比較、知識の集積やその整理よりも、読者が、自ら政治について考えるための手助けとなることであった。自分で考え、本書と討論し、そして自分なりの所論を、また今日の具体的な問題に対する自分なりの答えを生み出して頂ければ幸いである。
第二版では、政治社会に対外関係が与える影響の強さに鑑み、各章で対外関係面を含めて論じることとし、ことに第11章と最終章では、国際政治社会について全く新しい一節が加えられている。
目次(抄)
Ⅰ 政治社会の成り立ち
 1 迷える小羊たち
 2 幸福な群をなして
 3 番大になった狼
 4 番犬のいない羊の群
 5 番犬は狼だった
Ⅱ 政治社会の制度化
 1 伝統と自然
 2 実定法と自然法
 3 自然権と社会契約
 4 国民主権と議会主義
 5 主権国家と国民主権
Ⅲ 近代の政治社会と議会制
 1 議会制
 2 多数決原理
 3 代表制
 4 政治指導
 5 権力分立
 6 政治責任
Ⅳ 変容する政治社会 
 1 利害の多元化と統合
 2 選挙による統合
 3 利害の対立と政党
 4 行政機能の拡大
 5 国家機能の転換
Ⅴ 現代政治の課題
 1 現代社会と個人
 2 組織化社会と政治
 3 現代の国際政治社会
参考文献紹介
第二版あとがき
初版あとがき

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 選書・双書
出版社
東京大学出版会
ページ数
280ページ
電子版発売日
2021年06月11日
サイズ(目安)
50MB

政治 第2版 ―個人と統合― のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年06月07日

    自然状態~封建制、近現代と政治社会の流れを整理できた。
    最後の現代政治の章では、政治に対する疑問や無力感を説明してもらえて読後感は良かった。
    少し古い本だがリアルタイムの政治にも当てはめられると感じた。

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    Posted by ブクログ 2018年07月10日

    「政治」に関する概説書なのだけど、理論や学説の紹介・整理というよりはむしろ、政治社会とはなにか、どのように構成されるか、個人を基盤とする近代政治社会とはなにか、といった政治哲学にかなり寄った内容になっているように思った。逆にそのような内容だからこそ、50年の時を超えてもなお読み継がれるのだろう。学説...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月07日

    政治学の入門書ですが、教科書的な叙述に終始するのではなく、サブタイトルになっている「個人と統合」という問題設定のもとで、政治学の基本事項がまとめられています。

    読みやすさでは、著者の一人である阿部斉の執筆している『政治学入門』(岩波テキストブックス)が勝っているので、そちらで一通り政治学の基礎事項...続きを読む

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