Posted by ブクログ
2021年08月03日
モーレツに久しぶりのキングの作品。5年くらい開けただろうか・・というのも圧倒的に「私にとっては」映像の迫力からくる楽しさと背後に忍び寄る雰囲気が愉しく、ストレス解消にもってのほかに異ならぬ理由。最後に読んだのは「IT]長く疲れてしまったいおくと、圧倒される彼の迫力に満ちたパワーだった。歳のせいだろう...続きを読む、この作品も「上」だけで長さに倦んでしまった。
心情、情景、背後の状況説明、薬が悪いわけではないが、余りもの饒舌さに辟易しなかったと言えば嘘。
一人の人間が異なる現場には「存在しえぬ」という至極当然の条理を突き破るには・・でたぁ!やはりね、キングだもの。
こうなってくるとサスペンスと思って読んで行ったのが、あっちの方向へ。嫌いじゃないだけに、読むスピードも倍増。藁のような眼・・って同有南って笑ってしまいつつ、ゾクゾクするままに下巻へ。