アクティベイター

アクティベイター

2,090円 (税込)

10pt

羽田空港に突如、中国のステルス爆撃機が飛来した。女性パイロットは告げる。「積んでいるのは核兵器だ」と。核テロなのか、あるいは宣戦布告なのか。警察庁の鶴来(つるぎ)は爆撃機のパイロットを事情聴取しようとするが、護送中に何者かに拉致されてしまう。囚われた彼女を助けたのは鶴来の義兄で警備員の真丈(しんじょう)だった。核起爆の鍵を握る彼女の身柄をめぐり、中国の工作員、ロシアの暗殺者、アメリカの情報将校、韓国の追跡手が暗闘する。爆発すれば人類史上最大の犠牲者が――その恐怖の中、真丈と鶴来が東京中を奔走する。『天地明察』、『十二人の死にたい子どもたち』、「マルドゥック」シリーズ等数々のヒット作を生み出した著者が、作家生活25年のすべてを込めた極上の国際テロサスペンス。

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アクティベイター のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年09月05日

    手嶋龍一氏のリアリティと、福井晴敏氏の
    躍動感をミックスさせたような、国際的テ
    ロリストが暗躍するサスペンス小説です。

    中国の最新鋭ステルス戦闘機が羽田空港に
    着陸します。なんと核兵器が搭載されてい
    る情報がもたらされます。

    「こんなことは絶対に起こらないよ。お話
    の中だけだよ」と言い切れない程...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月25日

    中国のステルス機が羽田空港に着陸。亡命を希望する女性パイロット楊芋蔚は。移送中、何者かに拉致されてしまう…。警察庁警備局の鶴来が、義弟のアクティベイタ―真丈と連携しながら日米中の国際的謀略を乗り切る。最後のオチにつながるストーリーと格闘アクションが痛快、真丈、鶴来、卯佐美、影法師…登場人物も魅力的で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月12日

    冲方丁さんデビュー25周年記念で、羽田空港に突如核兵器を積んだ?中国のステルス爆撃機が飛来してきて大混乱するサスペンス長編。日本の警視庁・警察庁・外務省・防衛省などが入り乱れ、アメリカ・中国・ロシアの思惑も交錯し、スケールの大きな作品となっている。格闘アクションターンと捜査聴収ターンが交互に展開する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月27日

    面白かった!
    いま風な内容の国際サスペンス。
    映画化もドラマ化も出来そう。
    さらにアクティベイターの次なる活躍の物語も期待したい。
    印象に残った文章
    ⒈ 上海からのステルス戦闘機J-20系統の機体
    ⒉ 三日月計画
    ⒊ イエンインと呼ばれる存在

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    Posted by ブクログ 2021年04月09日

    こんな本が読みたかった。冲方氏渾身の真骨頂ともいうべき記念碑的作品。内容もプロットも展開も文句なく、500頁超の大作でありながら余計な部分はなく、切れ味も鋭く、文句の付けようがない国際スパイアクションエンターテインメント。中国からの亡命爆撃機に隠された謎の正体は本当に意表を突かれた。日本の防衛問題と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月20日

    中国から最新の軍用機に乗って日本に亡命希望を出してきたところから物語は始まります。

    軍用機に核兵器が積まれているらしく、誰がなんのために?

    1歩間違うと、東京全滅という危機に立ち向かう、正反対な性格というか動きというか、その2人の義兄弟の目線から書かれています。(動の義兄と、静というか、室内で人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月08日

    新聞の書評。

    日本の防空識別圏に近づいたステルス爆撃機。
    スクランブルで上がった自衛隊機に亡命すると伝える。
    そして羽田空港に強行着陸。その爆撃機は中国軍所属で核弾頭が搭載されていた。

    アクティベーターとは何者か?そして、その役目とは?

    羽田空港に降りた核弾頭搭載のステルス爆撃機はどうなるのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月29日

    人物たくさんだけど不思議とつながる。
    兄弟、とくに真丈かっこいいな。
    影法師も良いとこもってくし。
    爆撃機の中のクライマックスは興奮した。

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    Posted by ブクログ 2022年07月19日

    名前に動物が付く人物が多いのが気になってしょうがない。鶴と鳩と鵜と、馬、海老、卯、おまけにタコとヒトデ。
    ホッケーマスク卯佐美怖すぎる。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月05日

    読み応えありました。真丈や鶴来初め主要登場人物が超人的です。その冷静な状況分析力の欠片でも自分にあればと思ってしまう。映像化したら凄そうです。格闘シーンは脳内で映像化しながら読んでましたが結構消耗しました。
    影法師がいい存在感。

    0

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