コンジュジ

コンジュジ

作者名 :
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作品内容

二度も手首を切った父、我が子の誕生日に家を出て行った母。小学生のせれなは、独り、あまりに過酷な現実を生きている。寄る辺ない絶望のなか、忘れもしない1993年9月2日未明、彼女の人生に舞い降りたのは、伝説のロックスター・リアン。その美しい人は、せれなの生きる理由のすべてとなって……。一人の少女による自らの救済を描く、圧巻のデビュー作。第44回すばる文学賞受賞作にして第164回芥川賞候補作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文芸単行本
ページ数
168ページ
電子版発売日
2021年01月20日
紙の本の発売
2021年01月
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2021年07月07日

    性的虐待〈性被害〉という深刻で根深い問題を、安定した筆致で読みやすく、ユーモアを見失わずに書き切った著者はすごいと思います。

    主人公は夢の中のような妄想世界で憧れの人やその兄と対話することで、自分自身を見つめ直し、確かな一歩を踏み出したのだと思いました。

    随所にスターの伝記本の内容が記載されてい...続きを読む

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    kawano 2021年06月24日

    確かに希望が少ない物語だが、《主人公が負った傷を丸ごと受け止めてくれる優しい相手と出会えてハッピーエンド》と無難にまとめる小説よりも真摯だと思った。加害者の被害者意識が被害者より強いことや、異性の子供に包容力を求める大人の気持ち悪さも上手く描かれていたと思う。ただ人にはオススメしにくい。

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    Posted by ブクログ 2021年04月30日

    実の父親から性的虐待を受ける娘のせれな。ある時、4人組ロックバンドのThe Cupsのボーカルであるリアンに恋をした。リアンは例えるならビートルズのジョン・レノンのような存在。せれながリアンを知った時はすでに故人だった。リアンの人生は彼の伝記で知る。せれなは妄想の中でリアンの恋人となり、20年間を過...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月21日

    重たいテーマ。
    倒錯していく心の内と拠り所になるリアンの存在のバランスが逆にリアルにも感じた。

    このテーマをこんな読みごごちで書けるのは、確かにすごい才能だと思う。

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    Posted by ブクログ 2021年03月08日

    実の娘を犯し続けて娘に訴えられた父親が無実になった判決を思い出した。届けたい言葉があり、思いがある。彼女の削り取られ、止まった時間を思うが、それでも生きているから、と思った。

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    Posted by ブクログ 2021年03月06日

    初めて『蛇にピアス』を読んだ時のような衝撃。ただただ果てしなく続く現実と解離状態に陥っている主人公。無事に生きれるといいな。死んでもいいけれど幸せな気持ちでいて欲しい。

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    Posted by ブクログ 2021年03月01日

    必死に幸せな幻想を思い抱くことで現実逃避するせれな。最後まで読み終えるのが辛かった。作中とはいえ大人の無関心さに怒りと違和感を覚えた。

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    Posted by ブクログ 2021年02月26日

    悲しい、ずっと悲しい。
    せれなとリアンの恋も、裏側にあったせれなの現実も、サバイブしたせれなのこれからの人生も、何を思っても苦しい。
    最後に待つ、瞼に浮かぶエンドはこれ以上なく美しい光景なのにどうしてこんなに悲しいのか、わたしはまだ自分の言葉で噛み砕くことができない。

    なぜ悲しいのかな、とずっと考...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月25日

    なんとも奇妙で過酷な話である。The Cupsというイギリスのバンドのメインボーカル・リアンに恋をする少女・せれな。『推し、燃ゆ』的な話なのかと想像し、架空だがリアルなバンドの描写を楽しみながらページをめくる。だんだんとおかしな展開になり、危惧は現実のものとなる。そこからは狂気をはらみながら物語は進...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月25日

    芥川賞候補作。推し燃ゆより、正直面白かった。構成とか、ストーリー性もあって読みやすく、のめり込んだ。

    次回作も是非とも読んでみたい。
    読めて良かった。

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