るん(笑)

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作品内容

スピリチュアルと科学が逆転した、心の絆が生み出すユートピア・ニッポン! 結婚式場に勤める土屋は、38度の熱が続いていた。解熱剤を飲もうとすると妻の真弓に「免疫力の気持ち、なぜ考えてあげない」と責められる。……「三十八度通り」 平熱は38度で、病気の原因はクスリを飲むこと。お祈りですべての病気を治す世界で繰り広げられる、誰もが幸せなディストピア。『皆勤の徒』『宿借りの星』で日本SF大賞を2度受賞した期待の星による、連作小説集。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文芸単行本
ページ数
248ページ
電子版発売日
2020年11月26日
紙の本の発売
2020年11月
サイズ(目安)
1MB

るん(笑) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年06月14日

     読んでいるとこちらまで微熱が出るような、変な熱に浮かされるそんな作品。三編からなる短編集だが、全てスピリチュアルと科学が逆転した世界を描いている。

     体温は高い方が良い、薬に頼るのは良くない、乳児は母乳で育てた方が良い、AB型は二重人格云々、信憑性の高さに濃淡はあれど、どれも何となく聞いたことの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月23日

    ジャパニーズ・ディストピア。
    海外にも迷信の類はあるだろうけど、漢字や言葉に対して抱く宗教的な部分は日本の方が圧倒的に多いだろうなあと。
    言葉遊びは自分も嫌いじゃないけれど、がんばるを顔晴ると書いたり、祭りを間を釣り上げると言ったり、そういったものを聞いたときのヒャッとなる感覚が濃縮されていた作品だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月13日

    面白かった。
    この作者の本は初めて読んだが、独特の世界観。
    私達のいる現実とは違う常識で動いている人達の話なので、そのズレが初めは読みにくい。

    でも実は、私達の世界を少し大袈裟にしただけで、そんなに違わないのかもしれない。
    ドキッとする嫌なSF,

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    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    終始退廃的で、本当に気味が悪いけれど、我々人間が辿ったかもしれないルート…
    この中の世界線での当たり前が、身近にある我々の生活に掠っている部分もある…
    なんとなく縁起が悪い気がするとか、穢れている感じがするとか、(食べてる間声を出したらいけないルールの恵方巻きを例えに出している人がいてわかりやすかっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月30日

    本当のディストピアは、その世界に住む人間に居心地のよさという幻想だけを与えて彼らの心身を蝕み続ける。救いのない日常だけが脈々と続いている時に、その世界に囚われている人は、側からみれば邪悪であるにも関わらず、自分の信じるもの(今作であればホメオパシーやスピリチュアル)により縋ることが目的化している。そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月27日

    科学が否定され、はるか昔のアニミズム的な思想に大きく(変な方向に)揺り戻されたような、仮想未来の世界。
    社会で是とされる価値観に、自身の考えも依拠してるんだよなあと思ったり。
    なんだか居心地悪いけど、面白いぞ!とずんずん読みました。

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    Posted by ブクログ 2022年05月03日

    「三十八度通り」
    「千羽びらき」
    「猫の舌と宇宙耳」の3本立て。
    つじつまの合わない悪夢を見続けているような読み味!"龍"が現れたことで科学も文化も全てがスピリチュアルに呑み込まれた世界のように思えた。全てが不可解だけど、「三十八度通り」の主人公が灼熱の夢に身を灼かれ続けているの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月05日

    3篇の微妙につながりのある短編から成る。

    ●三十八度通り
    初めは、この物語の舞台設定を読み進めながらそれに慣れるのに時間がかかる。
    不死の龍が人類の身代わりとなって倒れ、そのおかげで今の人間があるという設定。
    主人公は、妻との関係があまりうまくいっておらず、砂漠にずっと晒されていたかのように顔が日...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月25日

    世界観はなかなかぶっ飛んでいて覚悟がいる、けれど筆致追いついてないような印象を受けた。日常の常識をひっくり返す小説は好みなので、ほかの作品も読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2020年12月16日

    色々よくわからない世界観。狂ってるのに、それが普通という感じで進む。
    ただただ、本当よくわからないけどそれが面白い。

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