十の輪をくぐる

十の輪をくぐる

作者名 :
通常価格 1,683円 (1,530円+税)
紙の本 [参考] 1,870円 (税込)
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作品内容

2021年へ!時代を貫く親子三代の物語。

 スミダスポーツで働く泰介は、認知症を患う80歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校2年生の娘とともに暮らしている。あるとき、万津子がテレビのオリンピック特集を見て「私は・・・・・・東洋の魔女」「泰介には、秘密」と呟いた。泰介は、九州から東京へ出てきた母の過去を何も知らないことに気づく。
 51年前――。紡績工場で女工として働いていた万津子は、19歳で三井鉱山の職員と結婚。夫の暴力と子育ての難しさに悩んでいたが、幼い息子が起こしたある事件をきっかけに、家や近隣での居場所を失う。そんな彼女が、故郷を捨て、上京したのはなぜだったのか。
 泰介は万津子の部屋で見つけた新聞記事を頼りに、母の「秘密」を探り始める。それは同時に、泰介が日頃感じている「生きづらさ」にもつながっていて――。
 1964年と2020年、東京五輪の時代を生きる親子の姿を三代にわたって描いた感動作!前作『あの日の交換日記』が大好評!!いま最も注目を集める若手作家・辻堂ゆめの新境地となる圧巻の大河小説!!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
小学館
ページ数
368ページ
電子版発売日
2020年11月26日
紙の本の発売
2020年11月
サイズ(目安)
2MB

十の輪をくぐる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年09月22日

     中学卒業後、集団就職で紡績工場で働いた女性(万津子)とその息子(泰介)、孫娘(萌子)の三世代にわたる物語。万津子は工場の寮対抗バレーボールでは、エースとして活躍していた。19歳で妻になり、21歳で母親になる。炭鉱で働く夫は、妻や息子に暴力を奮うようになり、炭鉱事故で亡くなる。万津子は実家の農家で手...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月15日

    東京オリンピックは、57年前、私の生まれた年に行われました。
    そのとき茶の間には、おそらく買ったばかりの、四つ足の白黒テレビがありました。

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    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    『個性と病気のはざまに翻弄された母の一生』

    1964年東京オリンピック当時、子育てに苦悩していた母と、2020東京オリンピックを翌年に控え、認知症を患ってしまった母を行き来しつつ、自身の人生を見つめ直していく息子、泰介の姿を描く。最後まで息子を信じぬいた母の強さに心打たれた。

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    Posted by ブクログ 2021年04月24日

    認知症の母の過去と東京オリンピックとを重ねた秀作。
    大人のADHDの存在を知って、確かにと肯いた。
    昔は発達障害なんて言葉も無かったけど、現代に比べれば割合は少なかっただろうが、いたんだろうね。

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    Posted by ブクログ 2021年04月18日

    母の若い頃のことと母が痴呆症になってからにことが交互に出てくる
    そこに息子の人生が絡んでくる。
     どうしてこんな人とぶつかるのかどうしてうまく生きられないのか
     色々なことがあり
    そしてやっとわかったことがあり
    そこを境に変わっていく。
    人生はどこからでもやり直せる
    そして母の愛に感動した
    ぜひ読ん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月03日

    いくら何でもこんなヒドイオヤジは、いないだろうと最初シラケたが、「発達障害」あたりから、引き込まれた。ただ娘があまりに出来過ぎな上、オヤジの変身振りに戸惑いも。高度成長期のニッポンの空気感、20代で、ここまで描ききるとは。予定通り開催されていれば、2020東京五輪の金字塔的作品になっていただろうに…

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    Posted by ブクログ 2021年02月28日

    現代と60年前を交互に描きながら、真実が明らかになる。60を前にしたおじさんも変わることができる。後味のいい物語だった。

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    Posted by ブクログ 2021年02月11日

    多くの人が読むべき本です。
    最近若い作家さんの作品を続けて拝読しましたが、特に良かった。他の作品はどちらかというと、本人たちの心の動きや描写にフォーカスしたものが多かったように思う。この作品は過去の事実とリンクさせていたり、方言をしっかり入れ込んでたりと、奥行きやリアリティーを感じさせる作品だったよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月06日

    読み進めていくのがとても辛い作品でした。でもその中でも、息子を信じ抜き愛を注ぎ続けた母の万津子、献身的に夫を支え続けた由佳子、泰介を父親へと導いた娘の萌子、自分を知り認め行動を起こすことができた泰介という存在が小さいながらもこの作品の希望へと導いてくれました。
    熊本から東京へ一歩を踏み出した万津子は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月21日

    東京オリンピックの女子バレーボールの話かな、と思って読んでいたら発達障害をもった人が大人になってからきづき、母の大きな愛にも気づく壮大な話だった。過去、万津子が家族にまで冷たい目で見られてる当たりは、読んでいるのが苦しかった。
    子供を信じた万津子はほんとに強いし、私もそうありたい、と思った。

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