心淋し川

心淋し川

作者名 :
通常価格 1,584円 (1,440円+税)
紙の本 [参考] 1,760円 (税込)
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作品内容

【第164回 直木賞受賞作】「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。青物卸の大隅屋六兵衛は、一つの長屋に不美人な妾を四人も囲っている。その一人、一番年嵩で先行きに不安を覚えていたおりきは、六兵衛が持ち込んだ張方をながめているうち、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして……(「閨仏」)。ほか全六話。生きる喜びと生きる哀しみが織りなす、著者渾身の時代小説。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文芸単行本
ページ数
248ページ
電子版発売日
2020年10月02日
紙の本の発売
2020年09月
サイズ(目安)
1MB

心淋し川 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年08月29日

    前知識なしに読み始め、「あぁ、これ時代小説か」と気付いた次第です
    使われている紙が厚く、本の厚さにしてはページ数が少なくすぐに読めます

    同じ町に住む様々な事情を抱えた人々の、連作短編集
    決して幸せな話ばかりではありませんが、読後感の良い作品でした

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    Posted by ブクログ 2021年08月01日

     「誰の心にも淀みはある。事々を流しちまった方がよほど楽なのに、こんな風に物寂しく溜め込んじまう。でも、それが、人ってもんでね」【著書より一部抜粋】

     江戸・千駄木町の一角は心町と呼ばれ、小さな川がある。しかし、流れているというより上流から藁屑や落葉と共に塵芥が腐って淀んだ水とともに、少しずつ押し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月18日

    始まりは淡々としていて、「これ、直木賞?!」って思ったけど、話を重ねるごとにじわじわくる。

    少しずつ重なっている登場人物が最後の話のいいアクセントに。
    最後の話は切ないなー。恨みや憎しみって長続きさせるのは難しいし、なにより自分が疲れて蝕まれてしまう。

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    Posted by ブクログ 2021年07月15日

    短編の連作がこんな風に終わるとは。鮮やかな手並みだ。これまで読んだどの江戸物より暗く現実味が感じられる風情だが登場人物がとても人間らしくていい。

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    Posted by ブクログ 2021年07月10日

    同じ時、同じ場所を舞台とする別々の話の共通点が、住めば都みたいな言葉で括られるものではないと気付いた時、また始めから読み返したくなる。描かれていない登場人物の心の中を読みたくなる作品。

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    Posted by ブクログ 2021年07月08日

    代理ミュンヒハウゼン症候群か?にごりえか?しんみりほっこりの時代ものとは一線を画す、少しイヤミス味のある連作短編6篇でした。「うらさみしがわ」のある心町(うらまち)は世間の最下層といえるわけ有りな人々が、互いにその来し方を尋ねずに住まう町です。そこの差配さんが肝。やはりただ者ではなかった。人の人生な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月08日

    直木賞受賞おめでとうございます!
    もうね、文章がエロい!(いい意味で)
    心町(うらまち)、塵芥、円空仏、冬虫夏草、…
    最っっっ高でした…!
    どうしようもない人生の中にも光はあったり、なかったり…
    きっと人それぞれで見える光は違って、その大きさも相対的なものだから、人生に怯えたり絶望したりする必要はな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月25日

    どの短編もすごく風情があってまるで自分が江戸にタイムスリップしたかのように楽しめた。あまり読まない分野だったけど読んだ後の余韻がすごく良くてお気に入りの一冊。

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    購入済み

    続編出してほしいです

    nn_booklive 2021年02月18日

    裏ぶれた場末の町で生きるのに精一杯という感じが、なんとも閉塞感を感じさせますが、最後には救いがあって、大手をふってハピーエンドではないけど、絶望のまま終わらない所が後味良く、全話読めました。
    著者の西條奈加さんは時代小説以外も書かれているようですが、本作が素敵だったので、次も時代小説を読んでみたい...続きを読む

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    購入済み

    さすが直木賞!

    Dayo 2021年01月29日

    時代小説はあまり読まない。なぜなら歴史が苦手だから。でも、この小説は非常に読みやすく、先に先にどんどん読んですぐ読み切った。
    登場人物が多いわりに、話はややこしくなく、かと言って退屈ではない。最後の章が特に読み応えがあり、感動した。

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