灯台からの響き

灯台からの響き

作者名 :
通常価格 1,881円 (1,710円+税)
紙の本 [参考] 2,090円 (税込)
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作品内容

板橋の商店街で父の代から続く中華そば店を営む康平は、一緒に店を切り盛りしてきた妻を急病で失って長い間休業していた。ある日、分厚い本の間から妻宛ての古いはがきを見つける。30年前の日付が記されたはがきには、海辺の地図らしい線画と数行の文章が添えられていた。差出人は大学生の小坂真砂雄。記憶をたどるうちに、当時30歳だった妻が「見知らぬ人からはがきが届いた」と言っていたことを思い出す。なぜ妻はこれを大事にとっていたのか、そしてなぜ康平の蔵書に挟んでおいたのか。妻の知られざる過去を探して、康平は旅に出る――。市井の人々の姿を通じて、人生の尊さを伝える傑作長編。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文芸単行本
ページ数
408ページ
電子版発売日
2020年10月02日
紙の本の発売
2020年09月
サイズ(目安)
1MB

灯台からの響き のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年10月26日

     主人公(牧野康平)は、高校を中退し家業の中華そば屋の跡継ぎをしていたところ近所に住む幼馴染のカンちゃん(倉木寛治)から衝撃的なことを言われた。それは『お前と話してるとおもしろくなくて、腹がたってくるんだ。お前が知っているのはラーメンのことだけなんだ。じゃあ職人と呼ばれる職業の人間はみんなおもしろく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月24日

    牧野康平、62歳、東京板橋でラーメン屋を経営するがずっと一緒にいた妻蘭子に先立たれやる気を失っていた・・・本の中からこぼれ落ちたのは30年以上前の葉書。妻あてのもので、大学生小坂が灯台巡りをしたとある。しかし妻は小坂など知らないと言っていた・・・近所に住む友達カンちゃんの突然死。灯台を見ようと旅する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月14日

    毎日少しずつ、慈しむように読み進めてきましたが、今日ついに読み終えてしまいました。

    こうやってまた新たな作品に出会えたことを、僥倖と言わずになんと言おうか、という心境ですね。

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    Posted by ブクログ 2020年12月21日

    中華そば『まきの』を営む康平。2年前に亡くなった妻宛の葉書を小説の中から見つけ、灯台巡りの旅にでる。旅をする事と関わっていく人達により、妻の人生、生き方が見えてくる。人としての大きさが康平の妻、蘭子凄いなぁ。読んでいて、心が暖まる。いろんな灯台が出てくるので、グクって写真で見てみたり、楽しく読めた。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月18日

    30年前に謎だった葉書が妻の死後2年経って本の間から現れる.まるで神の啓示のように.本の題名も「神の歴史」.その葉書が指し示す未来が灯台巡りを軸にしながらあっちへ行ったりこっちへ来たりしつつ,人間関係を修復したり絆を深めたりまた新しい出会いがあったりと宮本氏の巧みな導きで,納まるところに納まり謎も解...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月28日

    大事件も恋愛沙汰も
    何も起こらない。
    中華そば屋の初老の男が
    亡き妻の小さな秘密をたどるように
    ただ灯台を巡るだけ。
    それなのに、なぜか
    その旅に一緒につきあわされてしまう。
    家族や周りの人々との
    たわいもない日常が
    どんなにかけがえのないものなのか
    気づかされる。



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    Posted by ブクログ 2020年10月18日

    中華そば店主の康平の亡くなった妻が残した1枚のハガキから物語が始まる。
    そのハガキには灯台の絵が書かれている。
    中華そば店のある商店街の人々の人生模様も絡めて、最後の最後に明かされる灯台を舞台にした慈愛。
    灯台が船の行き先を照らすとすれば、船を人生に例えると人生を照らすのは人の慈愛と思わせる小説でし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月03日

    4.5
    じ〜んわりと、
    ほっこり優しい気持ちに満たされた

    野に咲く
    名も知らない花に美しさを感じるような…



    突然襲ったくも膜下出血で妻・蘭子を喪った康平は、創業者の父の死後、妻と二人でその味守り通して来た中華そば屋「まきの」を閉め、ダラダラと読書三昧の日々を送っていた。

    そんなある日「神の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月04日

    灯台巡りと妻の生前の謎が二大テーマなのだが、肝心のそのリンク部分がイマイチ。長編なのに印象が薄いのもその辺りに原因がありそう。

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    Posted by ブクログ 2020年12月19日

    流転の海読み終えたあと久しぶりの宮本輝だった。読み始めて、ああ宮本輝だなって思ったが、面白さは中くらいなりって感じだな。
    奥さんの蘭子さんが心筋梗塞で亡くなってから二年、それまで夫婦で営んできた板橋の中華そば屋を再開するまでの話なんだが、主人公の康平さんが、大変な読書家で840冊くらいの蔵書があって...続きを読む

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