灯台からの響き

灯台からの響き

作者名 :
通常価格 1,881円 (1,710円+税)
紙の本 [参考] 2,090円 (税込)
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作品内容

板橋の商店街で父の代から続く中華そば店を営む康平は、一緒に店を切り盛りしてきた妻を急病で失って長い間休業していた。ある日、分厚い本の間から妻宛ての古いはがきを見つける。30年前の日付が記されたはがきには、海辺の地図らしい線画と数行の文章が添えられていた。差出人は大学生の小坂真砂雄。記憶をたどるうちに、当時30歳だった妻が「見知らぬ人からはがきが届いた」と言っていたことを思い出す。なぜ妻はこれを大事にとっていたのか、そしてなぜ康平の蔵書に挟んでおいたのか。妻の知られざる過去を探して、康平は旅に出る――。市井の人々の姿を通じて、人生の尊さを伝える傑作長編。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文芸単行本
ページ数
408ページ
電子版発売日
2020年10月02日
紙の本の発売
2020年09月
サイズ(目安)
1MB

灯台からの響き のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    久しぶりの宮本輝作品。相変わらず気持ちの良い読後感を楽しませてくれました。
    58才の妻を急死で失ったラーメン屋店主牧野康平。
    腑抜けの様になって暮らす康平が、30年ほど前に妻が受け取った「知らない人からの」葉書を見つける。それは本当に知らない人からだったのか⁈
    灯台巡りをしたというそのハガキの謎から...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月11日

    亡くなった妻が本に挟んでいた灯台の絵の描かれたハガキ。長年寄り添っても知ることのなかった妻の過去が灯台巡りを通じて明らかになる心温まるストーリー。

    板橋の仲宿商店街が舞台。妻を無くした初老のラーメン店主が妻あてに届いていた灯台の描かれたハガキ。男は灯台巡りの一人旅を始める。

    妻を亡くした男の孤独...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月18日

    純文学の大家、宮本輝さんの作品を久しぶりに読みました。「灯台からの響き」、2020.9発行。中華そば屋「まきの」の主、牧野康平62歳が2年前に急逝した妻蘭子の若き日を偲ぶ物語。出雲、そして灯台が舞台であり、子供たち、朱美、雄太、賢策との語らい、友人の隠し子の家族とのふれあいなどが心地よいアクセントに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月24日

    牧野康平、62歳、東京板橋でラーメン屋を経営するがずっと一緒にいた妻蘭子に先立たれやる気を失っていた・・・本の中からこぼれ落ちたのは30年以上前の葉書。妻あてのもので、大学生小坂が灯台巡りをしたとある。しかし妻は小坂など知らないと言っていた・・・近所に住む友達カンちゃんの突然死。灯台を見ようと旅する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月13日

    重厚な小説を久々に読んだ感じ(*^^*)
    宮本輝さんお初だったかも。他も読んでみたい

    からのこれもドラマ化希望(*^^)v

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    Posted by ブクログ 2021年05月25日

    宮本輝さん初めて読みました。
    何となく難しそうな小説書かれてるのかな、という勝手なイメージで今まで敬遠してきたのですが、そんな今までの自分を反省しました。
    他の作品も読んでみたい。

    読みやすいしスっと物語の中に入っていけるのだけれど、決してサラッと読める訳ではなくて、どっしりとした軸が一本通ってい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月19日

    夫婦といえども、お互いのことを全て知りえているわけではない。未知の部分があるからこそ、夫婦関係を続けていく醍醐味があるのかも知れない。

    自分の妻の知られざる過去を知った康平さんは、妻が生きていたときより、彼女に近づくことができたように思う。謎解きの旅は、ラストがどうなるか気になりひきこまれた。

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    Posted by ブクログ 2021年08月18日

    中華そば屋の店主、妻を突然亡くし、店を閉め、隠居のような暮らしをしているとき、妻宛の古い葉書が見つかり灯台めぐりを始める。
    立派な3人の娘息子、近所の友だち、新たな出会い、穏やかな日常、日々の読書、妻の秘密。
    宮本輝の本を読むと、いつも大人になった気がする…

    覚え書き
    カンちゃん→雑学が人を面白く...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月03日

    なんやろ、読んでいるだけですごく落ち着いた気持ちになる。そんなにたいしたドラマが起きるわけでもないのに、心地よくこの小説の世界に浸ってしまう。で、平穏なんだけど涙が溢れてきたりする。あたりまえの丁寧な日常。で、もうちょっとだけ頑張ろうかなと思えたりして。

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    Posted by ブクログ 2021年05月31日

    本の間からハガキがポロリと落ちたなら、気になる。
    それについては特に触れなかった奥さんがすでに亡くなっているとしたら、さらに気になる。何か言いたいこと、伝えたいことがあったんじゃないか、と。
    灯台を訪ねる旅を実行することにしてよかったと思う。思ったなら行動だな。なにかが拓けるような気がする。

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