蝉かえる

蝉かえる

作者名 :
通常価格 1,699円 (1,545円+税)
紙の本 [参考] 1,760円 (税込)
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作品内容

ブラウン神父、亜愛一郎に続く、“とぼけた切れ者”名探偵である、昆虫好きの青年・エリ沢泉。彼が解く事件の真相は、いつだって人間の悲しみや愛おしさを秘めていた──。 16年前、災害ボランティアの青年が目撃したのは、行方不明の少女の幽霊だったのか? エリ沢が意外な真相を語る「蝉かえる」。交差点での交通事故と団地で起きた負傷事件のつながりを解き明かす、第73回日本推理作家協会賞候補作「コマチグモ」など5編を収録。注目の若手実力派・ミステリーズ!新人賞作家が贈る、絶賛を浴びた『サーチライトと誘蛾灯』に続く連作集第2弾。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内ミステリー
出版社
東京創元社
掲載誌・レーベル
ミステリ・フロンティア
ページ数
250ページ
電子版発売日
2020年07月13日
紙の本の発売
2020年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

蝉かえる のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2021年02月16日

    虫に関係する短編集。
    帯で好きな作家さん方が推してたので手に取った。
    ミステリとしてただ面白いだけではなく、事件の背景や動機が切なく描かれていたり登場人物達の人柄がちゃんと伝わってくるから、物語としての深みがありとても良かった。切なさを感じる読後感も好き。未読のシリーズ1作目も読みたい。
    追っていき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月23日

    魞沢くんシリーズ2作目。次も読みたいと思える程面白かったです。
    個人的にいちばん興味深く読めたのは、最終話のサブサハラの蠅でした。アフリカにある難病を巡る話でしたが、どうしてもコロナのことを考えてしまいます。世界中(というより主に北半球だろうか。)で流行するものと何が違うのか。考えることしかできない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月19日

    面白かった。エリ沢(変換出ない)くんのとぼけた優しいキャラクターが良い。エクレア吸って食べるのわかると思った。

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    Posted by ブクログ 2020年09月17日

    良質ミステリ、の一冊。

    あの前作「サーチライトと誘蛾灯」の魞沢(えりさわ)くんが謎を解き明かす五編の連作短編集。

    良かった…!
    読後、この言葉しか思いしか浮かばなかった。

    こういうのを良質ミステリというんだろうな。

    こうだと思わされていたことがパッと翻る瞬間、姿を現わすのはせつなさ。
    もうこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月15日

    前作で次作を期待すると書いたが、素晴らしい出来栄えになった。探偵役の魞沢のふわふわした人柄が全編を貫いていて、作品の味わいを決めている。一見ぼうっとしているようでいて、物事の勘所は外さない魞沢。それが作品の深みに繋がっている。表題作の「蝉かえる」や「サブサハラの蠅」などはなかなかの感動作だ。ミステリ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月14日

    シリーズ1作目未読。エリ沢泉のキャラクターが良い。始めの表題作「蝉かえる」は土着信仰的テイスト、ラストの「サブサハラの蠅」は今のコロナ禍に通づるような感染症に纏わる作品。それぞれカラーの違う作品の中に飄々としたエリ沢泉が溶け込み、それぞれに味わい深いものがあった。
    また、あとがきの最後にある筆者の飾...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月26日

    昆虫大好きエリ沢青年が知識を活かして事件の真相を明かしていく短編集2作目。前作では立ち位置が物語の脇役っぽかったのが今回では真ん中に立っていて彼の人となりがより身近に。飄々としている様でそうでもない?蟻の穴を崩す様に小さな齟齬が指摘される事により明かされる真実はどれもなかなか苦めだけど「何故」が丁寧...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月31日

    まず、"何が起こったのか"と言うホワットダニット。姑獲鳥みたいな。探偵役の性格付けが好ましく、連作で読みたいと思う昆虫マニア。その柔らかな物腰から紐解かれる謎は力技では無く手堅い。これは掘り出した感が高い。

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    Posted by ブクログ 2020年10月30日

    前作の「通りすがりの探偵くん」から「実体を持った魞沢くん」になった感じ。おとぼけは少し減ったけど、優しさや朴訥さは変わらず。優しいけど悲しい、悲しいけど優しい作品だと思う。

    ハエの話は、実際ありそうで怖いな。

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    Posted by ブクログ 2020年10月18日

    主人公の生い立ちに触れる「ホタル計画」や大学時代の様子が分かる「サブサハラの蝿」連作につながる主人公の優しさが良かった。表題作「蝉かえる」
    読み応え良かったです。

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