おれの眼を撃った男は死んだ

おれの眼を撃った男は死んだ

作者名 :
通常価格 2,400円 (2,182円+税)
紙の本 [参考] 2,420円 (税込)
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作品内容

南北戦争で親を亡くした少女は自分を虐待するおじ一家から兄の手によって助け出されたが、さらに残酷な外の世界を知る(「よくある西部の物語」)。難民キャンプに児童養護施設を建てようとしていた女性は、大虐殺の混乱のなか傭兵に誘拐されて消えた(「外交官の娘」)。裸足のまま列車に乗りこんだ少年は、服役中の父親と暴力をふるう継父の間でもがいている(「ジェイムズ三世」)。西部劇の舞台のような町、黒人奴隷が鞭打たれるプランテーション、現代アメリカの壊れた家庭、砂に埋もれたユートピア、16世紀イギリスの修道院……。暴力と欲望に満ちたさまざまな時代と場所で、夢も希望もなく、血まみれで生きる人々。人間の本質を暴き出し、一瞬の美しさを切り取った、O・ヘンリー賞受賞作「よくある西部の物語」ほか全10編収録のデビュー短編集!/【収録作】「よくある西部の物語」/「アデラ」/「思いがけない出来事」/「外交官の娘」/「オリンダ・トマスの人生における非凡な出来事の奇妙な記録」/「ジェイムズ三世」/「蜻蛉」/「死を悼む人々」/「認識」/「われらはみなおなじ囲いのなかの羊、あるいは、何世紀ものうち最も腐敗した世界」/謝辞/訳者あとがき

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 海外文学
出版社
東京創元社
ページ数
311ページ
電子版発売日
2020年05月20日
紙の本の発売
2020年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

おれの眼を撃った男は死んだ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年06月29日

     久々に衝撃的、かつ唯一無二の短編小説集に出くわした。本書は作者のデビュー作でありながら、独自の才気を匂わせつつ、危険と謎の香気に満ちた10種の濃厚熟成作品集である。時代や趣向をそれぞれ異としつつ、多種多様な味わいを作品毎に見せてくれる。切断面はどれも個性的で、凡百の分析を退ける独自性を持ち、誇らか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月14日

    衝撃的な題名でハードボイルドと間違えて手に取った作品(苦笑)
    O・ヘンリー賞受賞の短編集。全編を通して社会の底辺層や父権全盛期の報われない女こどもの日常ややりきれない未来を描いてる。私が間違えた題名も、哲学者か誰かの引用かと思えば、「死を悼む人々」の中の一節だった。国柄や宗教が影響してるので、私には...続きを読む

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