こんぱるいろ、彼方

こんぱるいろ、彼方

作者名 :
通常価格 1,485円 (1,350円+税)
紙の本 [参考] 1,650円 (税込)
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作品内容

「ベトナム人? お母さんが?」

 サラリーマンの夫と二人の子どもと暮らす真依子は、近所のスーパーの総菜売り場で働く主婦だ。職場でのいじめに腹を立てたり、思春期の息子・賢人に手を焼いたりしながらも、日々は慌ただしく過ぎていく。
 大学生の娘・奈月が、夏休みに友人と海外旅行へ行くと言い出した。真依子は戸惑った。子どもたちに伝えていないことがあった。真依子は幼いころ、両親や兄姉とともにボートピープルとして日本に来た、ファン・レ・マイという名前のベトナム人だった。
 真依子の母・春恵(スアン)は、ベトナム南部ニャチャンの比較的豊かな家庭に育ち、結婚をした。夫・義雄(フン)が南ベトナム側の将校だったため、戦後に体制の変わった国で生活することが難しくなったのだ。
 奈月は、偶然にも一族の故郷ベトナムへ向かう。戦争の残酷さや人々の哀しみ、いまだに残る戦争の跡に触れ、その国で暮らす遠い親戚に出会う。自分のルーツである国に深く関心を持つようになった奈月の変化が、真依子たち家族に与えたものとは――?

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
小学館
ページ数
320ページ
電子版発売日
2020年05月14日
紙の本の発売
2020年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

こんぱるいろ、彼方 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

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    Posted by ブクログ 2020年11月07日

    何度か涙腺崩壊しました。それは決まって娘の奈月の心が揺れる場面。
    母・真依子が実はベトナム人だったという事実をずっと知らされていなかったこと、そして母の物事を追求しない考え方に反発を覚えていた奈月が、ベトナムのことをしっかり勉強し、今の正直な気持ちを友人や恋人にも打ち明けている姿に泣きました。そして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月09日

    実は母はベトナム人でボートピープルとして日本に渡ってきたと言う。
    受け止め難い事実を知り戸惑うが、旅行を通してベトナムという国、歴史を知ろうとする大学生の奈月。
    ベトナムの親戚とも巡り会い、祖父母の人生を思う。
    国や人種に思いを寄せる深い1冊。
    読み終わって、このタイトルいいなぁ~と思う本が時々ある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月07日

    ベトナム戦争もボートピープルも、教科書で学んだはずなのに、何にも知らなかった。
    知ろうとしてこなかったんだなぁ。
    奈月の母とおなじだ。
    奈月を通して、私も少しだけ知ることができた。

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    Posted by ブクログ 2020年05月29日

    素晴らしい小説でした!

    奈月は、ベトナムへ旅行することから、母、真依子より、ベトナム人であること、ボートピープルであることを知らされる。

    もし自分が奈月の立場がだったらどうしただろう…
    奈月はベトナム戦争やボートピープルについて、さまざまな視点で書かれている本を読んだり、祖父母や叔父叔母に話を聞...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月20日

    ベトナムのこと、ボートピープルのこと、全然知らなかった。
    いろんな歴史があって、日本にもいろんな国からいろんな事情で来た人がたくさんいるんだろうな。

    何が正しくて何が正しくないとか、そんなことは簡単に言えない。

    たまたまそこに生まれたから、そこが北だったから、南だったから、で変わってしまう人生も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月03日

    装丁のコバルトブルーがキレイだなぁと、手にとった1冊だったので内容もわからず読みはじめた。
    ベトナムの内戦に翻弄された一般人から見たその時の情勢を現代の日本に生活する2世、3世の目線で描かれていた。重い内容ももちろんあるけど、こんぱる色と表現される美しい海や花の印象が残った。
    学生時代に出会ったら人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月29日

    母、娘、祖母、それぞれの目線からひとつの家族を見つめる温かな物語。
    この一冊だけを読んでベトナム戦争のすべてを知れた訳ではないのでこの戦争については何も語れないけれど、自分の知らない家族の歴史を知りたいと強く思った。
    親も昔は子どもだった、その当たり前のことを意識することで許せることもあるのかもしれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月22日

    主人公の実感が湧かない気持ちが、読み進めている時の自分の心境。経験が無い事って目の当たりにしないと本当の気持ちを推し量るのは難しいと感じた。

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    Posted by ブクログ 2020年09月28日

    装丁に惹かれた。

    ベトナム戦争が終結した後、南ベトナム側だった人々が
    迫害され命からがら漁船に乗って国を出た。
    1970年代にボートピープルと呼ばれたベトナム難民の人たち。その中のある家族が、日本にたどり着き、この地で生きることを決めた。
    祖母・春恵(スアン)、母・真依子(マイ)、娘・奈月、3人の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月23日

     何かしらのきっかけで心に引っ掛ったことを追求する。腑に落ちるということ。心からの納得。
     知らなければ済むこと、知らなくてはいけないこと。選択肢が多過ぎてめまいがする感じがすることがある。
    けれど。

    第七章260ページ。
    “ただ順番に繰り返されていく日々の営みの美しさ。それで十分だ。それこそが正...続きを読む

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