赤ちゃんをわが子として育てる方を求む

赤ちゃんをわが子として育てる方を求む

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作品内容

子をはぐくむのは血ではなく愛のつながり。

 1926年石巻で生まれた菊田昇は、母が経営する遊郭で幼少期を送り、遊女の悲哀を目の当たりにする。その後、東北大学医学部に進学。卒業後は、産婦人科医となり、望まぬ妊娠をした女性が子供を堕ろすことなく、子供を欲する夫婦の実子となるよう非合法な縁組みを始める。法を犯してでも小さな命を守ることを優先、多くの赤ちゃんの命を救うこととなる。ところが、その事実が新聞にスクープされ、世間を揺るがす事件に発展。
 日本医師会からの処分、国会招致、家宅捜索など、幾多の試練にさらされ、それでも命を守るという信念を曲げることなく、国を相手に闘い続けた昇は、悲願の「特別養子縁組」制度を勝ち取った。
 ノンフィクションの旗手・石井光太氏が取材を重ね、「赤ちゃんあっせん事件」の裏にある真実を描いた小説。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
小学館
ページ数
360ページ
電子版発売日
2020年04月16日
紙の本の発売
2020年04月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

赤ちゃんをわが子として育てる方を求む のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年07月27日

    菊田医師による赤ちゃん斡旋裁判の話は聞いたことがあったけど、それに至った背景がよく見えるドキュメンタリーのような小説でした。遊郭で育ち堕胎で命を落とす遊女を目の当たりにし、そんな思いをする女性をなくしたい思いで産婦人科医になった医師が、目の前の命を救うために動いていくストーリーに引き込まれて一気読み...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月26日

    特別養子縁組には以前から興味があり、寄付での支援もしているので、タイトルに惹かれ手に取った。
    様々な事情から妊娠後期なのに中絶を希望する人が後を絶たない一方で、心から我が子が欲しくて不妊治療を長年しているのに授からない人がいる。
    そのどちらも救うため、それ以上に赤ちゃんの命を救いたいという信念を持ち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月07日

    とても読み応えがありました。
    強い信念を持った1人の医師が、日本の制度を変えた史実をフィクション仕立てにしている。
    血縁を強く意識し、赤ちゃんの人権が疎かにされている現状は今も変わらないと感じる。
    不妊治療を保険対象にすることで少子化対策だ、なんてことを言っている政治家に、授かった命全てを大切にした...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月01日

    石巻の妓楼から物語は始まる。
    いわゆる赤線が廃止される前の話だ。
    口減らしのため、借金の方に。
    理由はさまざま、少女たちは売られる。
    漁師、軍人、商人、男たちに女の子たちは体を売る。
    望まない妊娠、夜伽の中での(守られることのない)約束。
    そんな遊女たちに稼がせた金で、菊田は医師となった。

    彼が成...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月08日

    産婦人科医、『菊田昇』さんの医師としての生涯が書かれている。
    この方が起こした『赤ちゃんあっせん事件』なるものを
    私は知らなかった。
    産婦人科医が中絶手術をしなければ病院経営が回らなくなるという事実も初めて知る。

    様々な理由から中絶を望む女性たち。
    後期中絶手術はお医者さんたちも本当に辛いでしょう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月08日

    実話に基づいたフィクション.堕胎しないで母子の健康を守りたいと言う気持ちから法を犯して養子縁組をし,法改正に一石を投じた菊田昇の生涯.敵も多かったが彼を支えるたくさんの人々,特に妻や兄弟に恵まれてそこは本当に良かったと思う.

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    Posted by ブクログ 2020年09月19日

    ★★★★
    今月10冊目
    実話を小説形式で。
    菊田昇医師は妊娠7ヶ月での中絶を6ヶ月にや、医師が望まれない子供を臨月で産んで殺しているのはおかしいと法を変えるため頑張った。
    もの凄い人。
    とても良い本でした。

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    Posted by ブクログ 2020年08月10日

    特別養子縁組を成立させた1人の医師の偉業。成し遂げたことは讃えられるべきで、物語も感動を与える。しかし、そこで思考は止められない。
    養子は引き取られればそこで終わりではない。子供から大人への思春期。親の心が折れそうになる時。養父母も聖人ではない。かつて行った引き取るという選択。それ故に悩む。子供が事...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月03日

    同じ作家のノンフィクションばかり読んでいたので、題名だけを見て「特別養子縁組」の実態がわかると思っていたが勘違い。読み終わってから小説だと気づいた。
    さすが読ませるのが上手いので一気読み、史実に基づいているので「特別養子縁組」が法律で認められるようになった理由がわかる。

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    Posted by ブクログ 2021年03月22日

    公にはならないけど、
    じつは人工妊娠中絶は
    死亡原因のトップ3にはいる数だと
    聞いたことがある。
    それほど数多く行われている産婦人科の現実。

    ただ著者が好きなのとタイトルで手にとって
    読んだ本。はじめの方は、訛りがすごくて
    読み難いなと思っていたけど、
    どんどんページをめくる手が止まらなく
    なって...続きを読む

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