巡礼の家

巡礼の家

作者名 :
通常価格 1,500円 (1,364円+税)
紙の本 [参考] 1,870円 (税込)
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作品内容

今、この世界に一番あってほしい場所とは?
『永遠の仔』『悼む人』の著者が描く、現代社会への希望の灯火。

愛媛県・松山市の道後温泉で、三千年余の歴史を重ねた温泉宿「さぎのや」。
複雑な事情を抱え家を飛び出した少女・雛歩(ひなほ)は遍路道で倒れ、美しい女性に声をかけられた。「あなたには、帰る場所はありますか」。

雛歩が目を覚ますと、遍路道で声をかけてくれたさぎのやの美人女将・美燈(みと)らが、親身に世話をしてくれていた。
さぎのやとは、「帰る場所のない方や、疲れきった方、もう歩けないと泣いている方々を、いつでもお迎えしてきた宿」であると、女将は言う。
行く場所も帰る場所もない雛歩は、巡礼の家である「さぎのや」で、自らの生き方と幸せを見つけていく。

道後で生まれ育った著者が、幼いころから身近に感じてきた「へんろ宿」。
巡礼者たちを温かく迎える「お接待」という伝統を背景に、生きづらさを抱えた現代の人々の苦悩と再生を描く、著者の新境地。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
376ページ
電子版発売日
2019年10月03日
紙の本の発売
2019年10月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

巡礼の家 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年08月05日

    来たー!天童荒太さんらしくて、本当に優しくて。また道後温泉に行きたい。お遍路さんへのお接待の気持ち。私も忘れないようにしなきゃなあ。
    「縁もゆかりも無うても、困っとる人のために、汗をかける自分でおられるかどうかよ」
    お祭りの様子をぜひ動画で見てください。すごい迫力です!

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    Posted by ブクログ 2020年05月02日

    災害で祖父母を失い、両親も行方不明になった少女雛歩(ひなほ)が『さぎのや』という旅館の女将に助けられ、多くの人の優しさに包まれて前に進む力を得る話。
    舞台が愛媛県の道後温泉ということもあり、四国八十八か所のお遍路さんもよく登場する。
    「縁もゆかりもなくても困ってる人のために、汗をかける自分でいられる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月17日

    天童荒太先生の新境地。しみじみ良い話で私は好きです(悼む人より)。最初はややもたもたするのですが、舞台が道後温泉と分かり、現実味を増してきてからは快調。内容自体はファンタジーだと思うけれど、こういう共同体があったらいいなと、素直に思える良作でした。苦言を呈するならば、主人公の言葉が幼すぎるのではない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月18日

    電車の中で、感涙。心が闇に包まれた時、寄り添ってくれるだけで、生きていける。ただ背中をさするだけでいい。

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    Posted by ブクログ 2019年10月27日

    家族と離れ、親戚の家に身を寄せて生きる少女。
    あるきっかけでその家を飛び出し、道に迷い半死半生の状態で助けられたどり着いた、さぎのや。
    そこで暮らす中で少女が再び生の歓びを得るまで。
    物語に大きなメッセージがある。
    大きな愛がつまっている。
    クライマックスでは滂沱の涙。
    この物語に救われる人は多いだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月22日

    道後温泉、歴史ある宿「さぎのや」。そこに「人を殺してしまった」と逃げていた15歳の少女が辿り着く。宿の人をはじめ、街の人が手を差し伸べあって助け合って生きていた。彼女が犯した罪はどうなるのか、そして彼女は生きる道を見つけられるのか。
    読んでいて、温かいなあ、そして都会はなんてギスギスしているんだろう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月05日

    あなたには、帰る場所がありますか

    染み入る言葉です。


    道後温泉 遍路宿「さぎのや」に保護された「雛歩」が、その辛い体験から立ち直る物語

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    Posted by ブクログ 2020年07月09日

    15才の少女雛歩の再生の物語.祭りの神輿から始まって神輿で閉じる.道後温泉を舞台に神代から伝わるさぎのやの連綿と続くもてなしの心.お遍路さんと二重写しになってさぎのやの普通と言われる温かい心が人々に届き癒され,もちろん雛歩もそれまでの自分を捨て辛い過去を受け入れる.物語はいいはずなんだけど,15才に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月04日

    こちらのインスタで見かけ、気になった一冊。天童荒太さんは、初めましての作家さん。

    主人公の中学三年生の女の子、雛歩は
    衝動的に人を殺してしまう…そして目を覚ますと、観たことのない人たちに、観たことのない場所で囲まれているのだった。
    そして、そこで信じられないほど温かい待遇を受ける。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月15日

    天童氏は道後出身だったのか

    とある事故のせいで
    罪の意識から家出をした少女がたどり着いたのは
    道後温泉の由緒ある旅館だった

    なんとも優しい世界
    だけど
    みんな辛い思いをしたり過去を持ってる
    だからこそ優しくなれている

    以前読んだ著作に
    自分が行う善行は回り回って
    自分の愛する人(息子)のために...続きを読む

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