神様の暇つぶし
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神様の暇つぶし

作者名 :
通常価格 1,426円 (1,297円+税)
紙の本 [参考] 1,705円 (税込)
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作品内容

あのひとを知らなかった日々にはもう戻れない。
デビュー作で泉鏡花賞受賞、艶めく文章に定評のある著者が全力でぶつかった恋愛小説。

一重で三白眼で、ヒールを履いたらすれ違いざまにびびられるほどの大柄。
女子高では「お父さんみたいで安心する」ってふわふわ可愛い同級生に抱きつかれた。

大学で義務のように経験したセックスは未遂だから“半分”処女。
中学のときに母親が出て行き、こないだ父親が事故で死んだ。
そうして迎えた二十歳の夏、私は荒々しいほどの恋と欲を知った。

高身長と目つきの悪さを気にする藤子は父の四十九日の後、何もかも億劫で半ばひきこもり生活を送っている。
ある夜、父の死を知らず訪ねて来たのは、近所の写真館の不良息子で今は有名なカメラマンで、ついでに痴情のもつれで流血している全さんだった。

父より年の違う男に振り回され、踏み込まれ、撮られる、嵐のようなひと夏を十年越しに振り返るとき、藤子の中で何かが動き始める。

綺麗なだけの恋なんて、いらない。苦くて重くてどろりと蜜が溢れるような。
そんな恋を堪能する一冊。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
272ページ
電子版発売日
2019年09月11日
紙の本の発売
2019年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
3MB

神様の暇つぶし のユーザーレビュー

    購入済み

    全さんの生き方にも

    ヒデ 2020年04月06日

    藤子の生き方、全さんの生き方、両者とも不器用としか言えない。でも、その不器用が、感動を生む。
    作者の淡々とした文章が、不器用な二人を上手く描いています。
    一応、恋愛ものでしょうが、同じ人生が見方によって変わることが解ります。今年(2020年)38冊目でようやく初めての星五つです。

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    Posted by ブクログ 2020年01月21日

    何で表紙の写真は桃じゃなくて林檎なんだろう…トマトでもなく…アダムとイブ…?何でだろう…桃だとセンスなさすぎる?何でだろう。誰かに解説してほしい…
    久しぶりに真っ直ぐな純愛小説を読んだ。
    喪うものが多すぎて辛いけれど、最後は一瞬先の光が確かに見えた。良かった。
    映画化してほしい。

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    Posted by ブクログ 2019年09月20日

    藤子には忘れられない男がいた。
    大学生の夏、束の間共に過ごし突然消えた、父よりも年上のカメラマン全。
    時間が経って、彼の作品が藤子の手元に届けられた。

    プロローグの全さんに嫌悪感を感じ、これダメかもと危惧していましたが、藤子が敢えて思い出していた醜いところが、後には魅力にすら感じられ、夢中でその世...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月23日

    初出 「別冊文藝春秋」329号〜338号

    今年読んだ中で一番の作品。

    藤子は父親を交通事故で亡くしたばかりの20才の大学生。中学の時に母親は家を出ていて、身長が高く人付き合いが下手なために、静かに沈んでいきつつあったところに現れたのが、近所の廃業した写真館の息子で、亡父より年上の写真家の全さん。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月14日

    久しぶりに本の中の世界にハマってしまった。
    心の中の何かが疼いて、忘れてたものがちょっと甦ってきてしまった。
    ただ、タイトルだけは納得がいかないのだが…

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    Posted by ブクログ 2020年08月16日

    若いゆえのアンバランス感が自然に出てたなぁ、という印象。
    体調悪いのにちょっとしたらめっちゃご飯食べれたり、ちょっとしたことでまた食べれなくなったり。
    男に引っ張られて色々乱してしまうのも、他に時間を費やして埋めようとするのも。

    うだるような暑さ、夏休みの最終日でメランコリーな気分の時に読むに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月02日

    大恋愛ですね。
    こんな恋愛はちょっと大変だな。
    主人公の周りの人が亡くなっていくので孤独。
    ごはんを美味しく食べられているのが強くて良い。

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    Posted by ブクログ 2020年06月01日

    「透明な夜の香り」がなかなか良かったので、他の作品も読んでみたくなり手に取りました。

    繊細で美しく独特な世界観を持つ「透明な夜の香り」とは違った、烈しく濃密な恋を描いたお話。2人が過ごしたひと夏に、どんどん引き込まれて行きました。
    こういう雑なのに優しくて、懐にスルッと入ってくるのに心には孤独を抱...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月30日

    若く傲慢で痛々しいと本文にある。
    その通り。
    大学生の藤子が出会った全さんは亡くなった父より年上で、有名な写真家で、既婚者で、女癖が悪くて、けれど惹かれていく様が痛々しい。
    藤子が大人になる。生と性。
    里見くん、よかった。

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    Posted by ブクログ 2020年05月11日

    ヒリヒリする恋の話。

    父親を亡くした女子大学生。
    残された時間の少ない、父の友人であるカメラマンの男。

    女子大生は次第にこの男に惹かれ、のめり込んでいく。

    二人が伴にした時間は、とても短く、濃密。その分会えなくなってしまったあと、もがき苦しむ。

    でも、かわいそうか?と言われたらやはりそれは...続きを読む

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