きみはだれかのどうでもいい人

きみはだれかのどうでもいい人

作者名 :
通常価格 1,683円 (1,530円+税)
紙の本 [参考] 1,870円 (税込)
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作品内容

人とわかりあうことは、こんなにも難しい。

税金を滞納する「お客様」に支払いを促すことを仕事とする県税事務所の納税担当に、同期が休職したことで急遽異動させられてきた若手職員の中沢環。彼女は空気の読めないアルバイト・須藤深雪を始めとする周囲の人間関係に気を遣いながら、かつての出世コースに戻るべく細心の注意を払って働いている――(第1章「キキララは二十歳まで」)
週に一度の娘との電話を心の支えに、毎日の業務や人間関係を適当に乗り切るベテランパートの田邊陽子。要領の悪い新米アルバイトや娘と同世代の若い正規職員たちのことも、一歩引いて冷めた目で見ていたはずだったが――(第3章「きみはだれかのどうでもいい人」)
同じ職場で働く、年齢も立場も異なる女性たちの目に映る景色を、4人の視点で描く。デビュー作『名前も呼べない』が大きな話題を読んだ太宰治賞作家が描く勝負作。
職場で傷ついたことのある人、人を傷つけてしまったことのある人、節操のない社会で働くすべての人へ。迫真の新感覚同僚小説!

ジャンル
出版社
小学館
ページ数
320ページ
電子版発売日
2019年09月18日
紙の本の発売
2019年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

きみはだれかのどうでもいい人 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年02月09日

    『否定されることを恐れてあらかじめ自己卑下で心を閉ざして、自分こそが被害者だっていう顔で、そうされる相手の迷惑なんか考えもしない、そのくせ自分自身の面倒さえろくに見られない、そんなあなたがどうして人を庇えると思ったんですか?』

    『傷つきやすくて、繊細で、病んでしまった者同士だから、人の気持ちがわか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月08日

    いろんなタイプの女性それぞれの視点から書かれていて、心情が結構リアルだった。ただどのタイプもちょっと極端で、もっとフツーの感覚の女性も居てほしかった。
    読み進めていくにつれ、いろんなところが繋がっていって面白かった。

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    Posted by ブクログ 2019年11月03日

    とても良かった。
    仕事をしている上で、建前と本音、忖度、空気、距離間。
    いろんなことを上手くこなしていく能力は必須。
    嫌な事もいいこともあるけど、働かなければ生活できないのだ。
    何が自分の守りたいものなのかがはっきりしている人に私はなりたい

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    Posted by ブクログ 2019年10月16日

    ◯職場の人間関係について、それぞれの登場人物が語る形式で話が進んでいく。異なる登場人物の視点に移るごとに、一面で捉えていた人物像が異なって見えてきて、「嫌な奴だなこいつ」と思っていた人物も、それぞれ事情を抱えて生きていたことが見えてくる。

    ◯それはまさにタイトルにあるとおりの世界が展開されているの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月23日

    30代で、こんなに深い心理描写!あるあると感銘して読み進むも、途中からはあまりに深過ぎて、誰がなんだか意味不明に。^_^多少嫌なことをされても、みんなだれかの子供でだれかの親だと思えば水に流せるって。謎じゃないですか?だれかの子供でだれかの親でもある人が他人にはどんなひどいこともできる。だからこそ怖...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月13日

    公務員は楽でいいねなんて言えない、部署によっては。
    同じ状況なら言ってしまいそうなセリフがあった。
    表紙はあまり良くないような。

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    Posted by ブクログ 2020年02月12日

    会社、組織にいたら、多かれ少なかれ感じる思いを、様々な立場の違う女性の視点で描いていて、共感だったり嫌悪だったり、心がざわざわしました。だけど、本当にすごい!そう思ったのは、最後の章の中の一節。具体的にはあげるのは控えますが、自分が感じていた疑問を問いかけていて、それ、わたしも思ってた〜!!って叫び...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月03日

    この人はこういうタイプという外側からの認識と、そういう殻を被って生きる内面の意識との齟齬を際立たせることが一つのテーマなのかと思ったが、これを読むと人の内面なんかは見るもんじゃないって結論に至りそう。
    それにしてもそこまで公務員の皆さん生きづらい人生なんでしょうか?

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    Posted by ブクログ 2020年01月25日

    役所で働くことの大変さ
    公務員ってそういう目で見られてることの
    恐ろしさに寒気がした。
    ”お客様””のひがみ根性やだね~。

    どの立場の人たちの心の闇具合も
    読んでて面白かったのだけれど
    所々描写がいまいちというか
    比喩が分かりにくく
    いちいち引っかかってしまい
    そこらへんが残念だった。

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    Posted by ブクログ 2020年01月02日

    読みやすくて文体も好みだった。先ずタイトルに惹かれた。話もおもしろい。
    第1章 キキララは二十歳まで、第2章 バナナココアにうってつけの日、第3章 きみはだれかのどうでもいい人、第4章 Forget,but never forgive などの目次からもセンスを感じる。

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