カインは言わなかった

カインは言わなかった

作者名 :
通常価格 1,527円 (1,389円+税)
紙の本 [参考] 1,815円 (税込)
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作品内容

芸術にすべてを懸けた男たちの罪と罰。
エンタメ界のフロントランナーが渾身の力で書き上げた、慟哭のノンストップ・ミステリー!

「世界のホンダ」と崇められるカリスマ芸術監督率いるダンスカンパニー。
その新作公演三日前に、主役が消えた。
壮絶なしごきにも喰らいつき、すべてを舞台に捧げてきた男にいったい何があったのか。

“神”に選ばれ、己の限界を突破したいと願う表現者たちのとめどなき渇望。
その陰で踏みにじられてきた人間の声なき声……。様々な思いが錯綜し、激情はついに刃となって振るわれる。

ダンサーと画家の兄弟。
答えのない世界でもがく孤独な魂は、いつしか狂気を呼び込み、破裂する。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
360ページ
電子版発売日
2019年08月28日
紙の本の発売
2019年08月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

カインは言わなかった のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年03月28日

    至高を目指す表現者の恐怖と覚悟。
    ほぼ全編を占める圧倒的な緊迫感。

    読み進める程に異様で、喉が乾く。
    絶景を目指す意味とは?価値とは?

    「働き方改革」など甘えに過ぎぬ。
    読後ハンパない筋肉痛が襲う怪作。

    題名の奥深さに、全身が粟立った!

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    Posted by ブクログ 2020年01月06日

    バレエを題材にした小説で
    殺人があったり、その謎解きがあったりもするんだけど

    この小説自体はミステリーではなく
    「芸術とは」というもののように思えた。

    芸術という崇高な目的のために
    人はどこまで努力できるのか
    自分を犠牲にできるのか
    極限までそれをした者のみが
    神の領域に近づける…

    カンパニー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月10日

    帯に書いてあった『狂おしいほどに選ばれたい』と言うキャッチコピーはまさにそれと思った。
    血のにじむ様な努力をしてトップダンサーに上り詰め、そこからたった1人の主役に選ばれるまでの運と実力。
    ライバルであり仲間を蹴落として主役の座に付いたはずのダンサーが公演直前に姿を消す。
    一体何が?
    と、思いつつ読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月05日

    今年のマイベスト3間違いなさそう。
    『許されようとは思いません』を読んで気にしつつも他作品を読もうかどうか迷っていた芦沢央さんでしたが(かつ、読むならデビュー作からと思っていたのですが)、いくつかのレビューを目にして俄然読みたくなった本作。

    圧倒的に張り詰めた空気を保ちつつ進むストーリー、読みやす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月29日

    おすすめ。劇場は小説と相性が良い、という気がする。ガラスの仮面が生み出したテンプレートは、恩田陸のチョコレートコスモスやジャンプのアクタージュなどに受け継がれている。本書もコンテンポラリーダンスを題材に、ミステリー的な味わいを入れ込み、劇場をめぐる物語となっている。バレエは芸術性に高さや演者のストイ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月11日

    バレエダンサーとして主役への想い、監督の誉田の存在。画家の弟との比較。主役、降板、代役、本番。張り詰めたものが緩むときは一切なく静かに、でも熱く重いたくさんの感情が流れている。ダンスの場面は周りの音がなくなったような、息を止めてしまうような緊張感があって読むことの、想像することの楽しさがあった。誰も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月12日

    2月-7。3.0点。
    バレエのカインとアベルを舞台とした物語。
    カイン役のダンサーの恋人が、「カインを出来なくなった」とダンサー~のメールを受け取った後、主役ダンサーと連絡が取れなくなる。

    ダンサー、ダンサー弟の画家、それぞれの恋人、ライバルと場面を変えながら進む物語。
    描写が抽象的、専門的な部分...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月27日

    前から読んでみたかったので、購入。

    今回は、バレエ界の話。バレエ公演に向けて、様々な人たちが翻弄されていきます。
    読んでいて、頭に浮かんだのは、映画「ブラックスワン」でした。主人公のバレリーナが、主役に抜擢されるが、そのプレッシャーや役にのめり込むうちに精神が崩壊されていく話です。
    この本も登場人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月13日

    面白かった。一気読み。豪と絵のモデルの間にあった本当のところなど分からないこともありつつ。
    誠と彼女がどうなったのか?そもそも誠のその後も分からないけど…面白かった。

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    Posted by ブクログ 2020年01月13日

    雰囲気と文体はすごく面白い。ストーリーは普通だけど、バレエダンサーの過酷さ、ストイックさが上手く伝わってきた。サクサク読めて◎

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