漣の王国

漣の王国

作者名 :
通常価格 1,833円 (1,667円+税)
紙の本 [参考] 1,980円 (税込)
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作品内容

綾部蓮という青年は、私たちにとって遠い国の王様のような存在だった。神の贈り物と呼ぶべき肉体と才能に恵まれ、美貌をもって周囲の人々を侍臣のごとく傅かせ、それでいて何時も退屈を持て余していた。だから彼が自殺した時、その理由を知る者もいなかった――。ひとりの才能ある若者に羨望を抱いた者や憎悪した者、誰もが彼の年齢を追い越し忘れ去っていくなか、私たちは思い出す。なぜ青年は自ら命を絶ったのか? 人生の一時期に齎される謎と恩寵を忘れ難い余韻をもって描き出す、期待の俊英による連作ミステリ。

ジャンル
出版社
東京創元社
ページ数
296ページ
電子版発売日
2019年08月09日
紙の本の発売
2019年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

漣の王国 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年09月17日

    36:めちゃくちゃ良かった。誰もが誰かを真摯に、敬虔なまでに想っている。様々な宗教が登場するけれども全然説教臭くなく、厳密な科学の話のように思える。水泳、宗教、友情、親子。全てが巡り巡って繋がる気持ちよさと恐ろしさを存分に堪能できるミステリ。
    最初、文体がきらきらしくて装飾過多では?って思ってたんで...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年10月17日

    王は崇められると同時に、世界から拒絶されていた。
    なんとも残酷。

    文章が美しく、瑛子とともに水の中でもがく感覚すら感じる。
    登場人物たちは曲者ぞろいで、誰もが寂しく、官能的で、必死。
    シャーレの上でひとりでに増殖していく細胞のような、そんな美しさもあった。
    むしろ、蓮一人が浮いている。一番美しいは...続きを読む

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