漂流自衛隊(2)激突編

漂流自衛隊(2)激突編

330円 (税込)

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ヘリ空母あかぎ麾下の海上自衛隊第一護衛隊群は、昭和20年に時空移動してしまった。ところが、その昭和20年はすでに歴史が変わり、未知の世界であった。太平洋戦争は史実より半年遅れで進行しており、昭和19年に戦われたはずのフィリピン沖海戦が、これから始まろうとしていた。太平洋戦争においては物量が戦力を支配するため、少数精鋭を基本とする平成の兵器では対応できないことばかりだった。米艦載機は、自衛隊の所有するミサイルをはるかに上まわる数で怒涛のように攻めよせてきた。呉を出発した小沢艦隊は、ハルゼー艦隊の猛攻にさらされて壊滅してゆく。一方、栗田健男長官率いる第二艦隊は、艦隊決戦か敵輸送船団殲滅かで、最後の最後まで意思が決まらずに右往左往していた。第一護衛隊群の柏原司令は危険を冒して自ら戦艦大和に乗り移り、栗田長官を説得するが…。

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漂流自衛隊 のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • 漂流自衛隊(1)起動編
    330円 (税込)
    1941年12月、日本海軍は世界史上初の赤城を旗艦とする空母機動部隊を編成して真珠湾のアメリカ海軍基地を奇襲攻撃して壊滅させた。それから数十年の後、海上自衛隊に最新鋭ヘリ空母あかぎが就役した。あかぎ以下8隻の護衛艦と補給艦、潜水艦は、リムパック(環太平洋合同演習)に参加すべく、ミッドウェイ海域へとおもむいた。そこで彼らを待ち受けていたのは説明不可能な異変だった。リムパックに参加しているはずの他国海軍艦艇と連絡不能になり、あかぎ以下のコンピュータのクロックが狂い始め、なんと1942年を示しているのだった!?さらにイージス艦がとらえた艦影は、ミッドウェイ攻略に向かう南雲忠一司令長官率いる第一機動部隊だった。ここに新旧二隻の「赤城」が対面することになった。果たして海上自衛隊と南雲機動部隊の合同作戦は、歴史を改変することができるのか!?今まさに、時間の壁を突き抜けて日米決戦が繰り広げられようとしていた…。鬼才・砧大蔵が連合艦隊と自衛隊に深い愛情をこめて謳いあげるスーパーリアルなタイムスリップ・シミュレーション戦記の傑作。
  • 漂流自衛隊(2)激突編
    330円 (税込)
    ヘリ空母あかぎ麾下の海上自衛隊第一護衛隊群は、昭和20年に時空移動してしまった。ところが、その昭和20年はすでに歴史が変わり、未知の世界であった。太平洋戦争は史実より半年遅れで進行しており、昭和19年に戦われたはずのフィリピン沖海戦が、これから始まろうとしていた。太平洋戦争においては物量が戦力を支配するため、少数精鋭を基本とする平成の兵器では対応できないことばかりだった。米艦載機は、自衛隊の所有するミサイルをはるかに上まわる数で怒涛のように攻めよせてきた。呉を出発した小沢艦隊は、ハルゼー艦隊の猛攻にさらされて壊滅してゆく。一方、栗田健男長官率いる第二艦隊は、艦隊決戦か敵輸送船団殲滅かで、最後の最後まで意思が決まらずに右往左往していた。第一護衛隊群の柏原司令は危険を冒して自ら戦艦大和に乗り移り、栗田長官を説得するが…。
  • 漂流自衛隊(3)維新編
    330円 (税込)
    平成××年、日本政府は機甲師団廃止を打ち出し、陸上自衛隊の北恵庭駐屯地では人事異動が発令された。函館駐屯地の第28普通科連隊に転属を命じられた第3戦車小隊の江川憲明隊長は、抵抗する部下達を必死に説得した。「函館は北朝鮮ゲリラの侵攻作戦が行われる可能性もある。今度の人事は新たな敵に対処するための崇高な任務なんだ」函館着任早々、濃霧に包まれたある日、江川小隊は74式戦車で視界不良時訓練をしていた。その真っ最中に、異変は起きた。地震のあと、砲手用照準器が故障して何も映らなくなってしまったのだ。だが、それは故障などではなく、駐屯地のまわりの函館市街すべてが消滅してしまったのだった。調査の結果、連隊は明治2年の箱館に飛ばされてしまったことが判明。当時、蝦夷共和国を独立させようとしていた榎本武揚と土方歳三は、彼らに味方になって戦うよう迫るが…。
  • 漂流自衛隊(4)戦国編
    330円 (税込)
    平成XX年4月、戦力の再編で北海道から滋賀県陸上自衛隊今津駐屯地に、90式戦車3輌が到着した。その翌日、駐屯地は説明不能の天変地異にみまわれ、見渡す限り田圃と森しかない見知らぬと土地と化してしまった。電気、水道、通信なども途絶し、想像外の出来事に混乱する駐屯地。調査の結果、織田信長が覇権を収めつつある天正10年(1582年)にタイムスリップしてしまったことが判明した。弱肉強食の時代を生きるため今津駐屯地部隊は、事態の調査の際、世話になった一向宗の僧侶・廻向の仲介で、反信長勢に荷担することとなる。そして明智光秀が反旗を翻したとき、部隊は90式戦車と共に本能寺に向かう。狙うは「信長の命」!改変された歴史は何処に向かっていくのか?大好評「漂流自衛隊シリーズ」は意表をついた展開を迎え佳境に突入。
  • 漂流自衛隊(5)波濤編
    330円 (税込)
    日米両国に最新鋭空母が就役した。日本は『あさま』、アメリカは『ジョージ・ブッシュ』。グアム島沖で対抗演習をすることになった両空母だが、異変はそこで起こった。濃霧に包まれ通信が途絶し、コンピュータの日付は1944年6月18日を表示。日米の空母は太平洋戦争の最中に飛ばされてしまったのだ。『ブッシュ』司令のキンバリー長官は、あくまで米海軍は米国のためにあると、スプルーアンスの第5艦隊に味方することを決断する。一方、『あさま』は史実で大敗を喫した帝国海軍第一機動艦隊を援護すべく行動を開始した。決戦の火蓋を切ったのは『ブッシュ』だった。日本艦隊に襲いかかるF/A‐18ホーネット。それを迎え撃つ『あさま』のF‐35J。太平洋戦争の天王山マリアナ沖海戦を舞台に、日米の新旧艦隊が機略を尽くす熾烈な戦闘の行方は?才能を惜しまれつつ急逝した著者の最後の書下ろし。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

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