イタリアン・シューズ

イタリアン・シューズ

作者名 :
通常価格 1,934円 (1,759円+税)
紙の本 [参考] 2,090円 (税込)
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作品内容

ひとり離れ小島に住む元医師フレドリック。ある日彼の元に、37年前に捨てた恋人ハリエットがやってくる。治らぬ病に冒された彼女は、白夜の空の下、森の中に広がる湖に連れていくという昔の約束を果たすよう求めにきたのだ。かつての恋人の願いをかなえるべく、フレドリックは島をあとにする。だが、その旅が彼の人生を思いがけない方向へと導いていく――。〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の著者が描く、孤独な男の贖罪と再生、そして希望の物語。

ジャンル
出版社
東京創元社
ページ数
349ページ
電子版発売日
2019年07月26日
紙の本の発売
2019年04月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

イタリアン・シューズ のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年03月03日

    生きている事を確かめるため、冬の凍った入り江に穴を開けて裸で浸かる日課
    徐々に拡大する台所の蟻塚
    毎年直そうと眺めるだけで変わらない、シート下のボート
    島に立つリンゴの木と渡り鳥の凍った死骸

    スゥエーデンの森と湖、凍てついた風景

    用もないのに立ち寄る人と、用がない事をいう為に待つ人
    突然氷の上に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月25日

     作家が58歳の時に、66歳の主人公の小説を書くということはどんな感覚なのだろうか。既に人生を終えつつあるが、死ぬことは恐怖であり、外科医であった人生にある大失敗を犯し、世間からも自分からも罰せられ地の果てのような孤島に世捨人のような人生を送る主人公を。

     一年で最も夜が長いスウェーデンの冬至を孤...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月17日

    スウェーデンにある群島の中の1つの小島に1人暮らす66歳のフレドリック。若い頃に恋人の前から逃げ、その恋人が40年ぶりに目の前に現れたところから始まる。自分勝手で不器用で人との付き合いもほとんどない生活が変わり始める。孤独と生きてきた生活と死を意識し始め後悔を見つめること。そこからこれまで知らなかっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月12日

    ヴァランダー警部シリーズの作者だったので。

    できるだけ事前に情報を得ないようにして、
    本を読むようにしている。
    その方が純粋に楽しめるような気がして。

    島に一人で住む元医師の男性が、
    人生を取り戻す話だった。
    捨てた恋人、誤った手術、拒絶している人との交わり。
    楽しい話ではなかったが、最後の方の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月09日

    離島に一人で暮らす元医師66歳。37年前に捨てた女性が突然やって来た。不治の病いに冒されているらしい。彼女は彼が昔連れて行くと約束した湖に連れて行けと言う。他人との関わりを極力避けてきた彼が、他人と関わるうちに・・・

    他人の手紙を勝手に読むようなダメ人間が、段々と変わって行く。ダメ男の再生を静かな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月08日

    スウェーデンの冬は寒い。海まで凍りついてしまう。毎朝、島の入り江に張った氷を斧で叩き割って穴を開け、その中につかるのが「私」の日課だ。寒さと孤独と闘う、と本人はいうが、自分に課した懲罰のような行為だ。元医師のフレドリックは六十六歳。昔はストックホルムを臨む、この群島に五十世帯もの家族が暮らしていた。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月23日

    スウェーデンの離れ小島で、名前のない犬と猫と共に暮らす66歳の男。12年もの間、人とほとんど交わることなく生きてきた彼に転機が訪れる。それは過去に葬り去ったはずの人々との再会だった……。正直なところ、この主人公にまったく感情移入できず、読むのがしんどかった。それはもしかしたら自分にも似たところがある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月13日

    医療過誤から医師を辞めたフレドリックは、祖父母の残した離れ小島に犬と猫と暮らしていた。週に数回郵便物を運んでくるヤンソンが昔の恋人ハリエットを運んできた。病におかされたハリエットの望みをかなえるため、フレドリックが子どもの頃訪れた湖へと二人で向かう。

    生涯孤独に島で暮らすであろうと思っていたフレド...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年08月31日

    ヘニングマンケル氏の最新作。とはいえご本人がすでに亡き人なので思うところは多いが…。
    病気を抱えたハリエットの描写などどうしてもマンケル氏本人の病気と重ね合わせてしまい辛くなる。この本はこれまでに無く凄惨な事件などひとつも起こらない(医療ミスはツラいが)それなのに、マンケル氏らしさがよくでているのは...続きを読む

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