夏物語

夏物語

作者名 :
通常価格 1,629円 (1,481円+税)
紙の本 [参考] 1,980円 (税込)
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作品内容

世界十数ヵ国で翻訳決定!
生まれてくることの意味を問い、人生のすべてを大きく包み込む、泣き笑いの大長編。
著者渾身の最高傑作!

大阪の下町に生まれ育ち、小説家を目指し上京した夏子。38歳になる彼女には、ひそやかな願いが芽生えつつあった。「自分の子どもに会いたい」――でも、相手もおらんのに、どうやって?

周囲のさまざまな人々が、夏子に心をうちあける。身体の変化へのとまどい、性別役割をめぐる違和感、世界への居場所のなさ、そして子どもをもつか、もたないか。悲喜こもごもの語りは、この世界へ生み、生まれることの意味を投げかける。

パートナーなしの出産を目指す夏子は、「精子提供」で生まれ、本当の父を探す逢沢潤と出会い、心を寄せていく。いっぽう彼の恋人である善百合子は、出産は親たちの「身勝手な賭け」だと言う。
「どうしてこんな暴力的なことを、みんな笑顔でつづけることができるんだろう」
苦痛に満ちた切実な問いかけに、夏子の心は揺らぐ。この世界は、生まれてくるのに値するのだろうか――。

芥川賞受賞作「乳と卵」の登場人物たちがあらたに織りなす物語は、生命の意味をめぐる真摯な問いを、切ない詩情と泣き笑いの極上の筆致で描き切る。

ページを繰る手が止まらない、エネルギーに満ちた世界文学の誕生!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
552ページ
電子版発売日
2019年07月11日
紙の本の発売
2019年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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    Posted by ブクログ 2020年11月19日

    子供を産む前にこの小説を読んでいたら、世界が変わってたかもしれないなぁと思う。生まれてきたことをよかったと思うのか、思わないのか
    それは一体どうやって決まるんやろうか。

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    Posted by ブクログ 2020年09月12日

    長かったけど、読み切って良かった。
    この本の読者さんと、登場人物誰が一番好き?って語りたい。
    私は…巻子かなぁ。

    子を産むことについて、私の考えは遊佐と一番近くて、でもそれを非現実的だとかバカげてるとか、結局は金があるからだとか、親のエゴだとか、思う人がたくさんいることも分かってる。
    100人が1...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月29日

    いろんなことを思い過ぎてすぐには感想が書けなかった。

     未婚の方はまだ読まないほうがいいかもしれないな。。。

    登場してくる人たちは異星人でもなんでもなくて、今もこの世界に存在しているのだと思うと、無責任なことは言えない。だから、川上さんは、女性とか妊娠とか結婚とか精子提供とかの難しい問題を小説と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月08日

    すべての登場人物がしっかり生きている。物語のために作られた、と感じる人物はひとりもいなかった。全員がそれぞれしっかりと意思を持ちながら、物語のなかで必死に生きていた。だから彼らのことを心から愛しく思えた。
    こういった作品をもっとたくさん読みたい。物語のなかで自分も一緒に生きていると錯覚させてくれるよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月25日

    やっぱりこの人の本好きだ
    文章が、というのもあるし、内面の海がものすごく深い人たちの話だからかも
    この作品といい全て真夜中の恋人たちといい、この人は性格の一致とか、好みとか、ときめきとか、そういうのとは一線を画したところでお互いの記憶や感情に触れたいと思う相手が好きなんだなきっと

    生まれることを選...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月30日

    著者の作品は『あこがれ』『きみは赤ちゃん』に続き3冊目。トークイベントで実際に話している姿を見てからは、本を読みながら登場人物のセリフが声で聞こえてくるようで、ますます楽しい。
    “人工授精”がモチーフとはなっているけれど、
    それだけじゃなくて…。自分自身が親になることへの不安と期待、子どもの頃の記憶...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月26日

    決して短い作品ではないけれど、読み終わってしまうのがほんとうに惜しく、いつまでも読んでいたい物語でした。
    緑子がその後どうなったのかも読んでみたいなあ。

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    Posted by ブクログ 2020年11月03日

    最初、これ男が読んでもよく分かりそうにないなぁと思っていた。けど、結局最後には引き込まれてしまいました。

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    Posted by ブクログ 2020年09月22日

    純文学をあまり読んだことがなかったが、おもしろかった。読むのに時間はかかったが。
    逢沢さんと、そのお父さん以外の男性登場人物はろくでもない人間ばかり。
    特に恩田。結局そっちかっていう。
    なぜか、緑子だけ、映像化したら清原果耶ちゃんのイメージだった。読んでいる間中。
    夏子にとってはいい結果なんだろうけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月24日

    「乳と卵」を読んでいないし、それと関連していることも知らなかったが、前半はとても好きだった。大人がお酒を飲む理由とか「葡萄狩り」のエピソードとか、夏子、巻子、緑子、3人ともに少しずつ共感した。
    第2部に入って、雰囲気が変わる。主人公が作家になっていたのは喜ばしかった。
    夏子、仙川さんとの自宅飲み会で...続きを読む

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