へぼ侍

へぼ侍

作者名 :
通常価格 1,324円 (1,204円+税)
紙の本 [参考] 1,540円 (税込)
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作品内容

第26回松本清張賞受賞!
西南戦争を舞台に落ちこぼれ兵士の活躍を描く痛快歴史エンタテイメント

大阪で与力の跡取りとして生まれながら、家が明治維新で没落したため幼いころより商家に丁稚奉公に出された錬一郎。
それでも士族の誇りを失わず、棒きれを使って剣術の真似事などをして周囲の人間から「へぼ侍」と揶揄される。
1877年、西南戦争が勃発すると官軍は元士族を「壮兵」として徴募、武功をたてれば仕官の道も開けると考えた錬一郎は意気込んで参加する。
しかし、彼を待っていたのは、料理の達人、元銀行員、博打好きの荒くれなど、賊軍出身者や異色の経歴の持ち主ばかりの落ちこぼれ部隊だった――。

「へぼ侍」たち以外にも、意外な人たちもふくめて実在の人物も多数登場、魅力的なキャラクターを選考委員全員から絶賛された。
綿密な時代考証のうえに大胆なストーリー展開を描き出す、時代小説の新鋭の誕生!

【松本清張賞選評から】
「料理の達人、恐妻家の銀行員、博打好きの荒くれ、主人公以外の「へぼ侍」もいきいきしている」(中島京子)
「得意分野を持つ者たちが、適材適所にぴたりとハマる快感」(東山彰良)

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
328ページ
電子版発売日
2019年07月09日
紙の本の発売
2019年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
3MB

    Posted by ブクログ 2020年03月10日

    急遽徴兵された一般市民の視点から描く西南戦争。
    バタバタした内幕が描かれて興味深い。
    没落士族を主人公にしたのが良かったかな。
    廻りを固める脇役も色とりどりで面白い。
    西郷隆盛が主人公と絡むのがご愛敬。

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    Posted by ブクログ 2019年09月20日

    松本清張賞受賞のデビュー作というのだが、文章もこなれているし、キャラクターは良く書けているし、実在の人物をうまく絡めているし、テンポよく読めるしで、何も言うことはない。

    次回作も構想中とのことなので、楽しみだ。

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    Posted by ブクログ 2019年09月18日

    虚実入り乱れての西南戦争。官軍の下っ端兵士のあれこれを描くことで、少し違った視点で眺められ、興味深く読んだ。語り口は軽妙で面白いが、内容は深いものがあった。

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    Posted by ブクログ 2019年09月02日

    タイトルで魅せられる。西南戦争を官軍側から語る小説は初めてだし。主人公の錬一郎が17歳とあまりに若く、「へぼ」という以前に世間知らずで未熟なのだ。それでも、薬問屋の丁稚奉公をよほど熱心に勤めたのか、天分を備えていたのか、随所で大坂商人としての才を発揮し、戦を切り抜ける。なにせ、一芸あれど兵としては「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月31日

    武家の出身ながら時代の変遷により薬問屋の丁稚奉公をしている志方錬一郎は、西南戦争で官軍に入ることを志願する。
    本来なら軍に入る資格のない錬一郎は商人らしい手練手管で官軍に潜り込んだものの、軍歴などないのに小隊長に任命されて…。

    周囲から『へぼ侍』とバカにされてきたのが悔しくて、本来の自分を取り戻す...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月02日

    意外な、って言ったら失礼だけど、まったく期待してなかっただけに、あれ、面白いよこれ、ってなりました。幕末ものは苦手だけど、これは西南戦争のことが下手な歴史書よりもよくわかるのではないでしょうか。その実態のルポのような側面もありつつ、メインキャストたちのやり取りが楽しくも、辛くもある。正直最後は少し余...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月16日

    手塚治虫の曽祖父までさらっと登場してて面白かった。
    維新後の西南戦争へ官軍として向かう青年士族。軽いと言えば軽いけど、人間臭さというか素直な青年の気持ちが描かれていて爽やか。

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    Posted by ブクログ 2019年10月07日

    主人公は大阪で与力の跡取りとして生まれながら、家が明治維新で没落したため幼いころより商家に丁稚奉公に出された錬一郎。周囲の人間から「へぼ侍」と揶揄されても、士族の誇りを失わず棒きれを使って剣術の真似事などをして心身を鍛えていた。1877年、西南戦争が勃発すると官軍は元士族を「壮兵」として徴募、武功を...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年03月18日

    期待以上に面白かった。幕末ものは個人的にはあまり興味がないのだが、官軍側を舞台に据えているものを初めて読んだ気がする。かつての賊軍側から集められた、一癖も二癖もあるおっさん部隊の分隊長にいきなり据えられる若者という設定は、会社あるある設定でもあり、そう思って読むと教訓となるエッセンスがそこかしこにち...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年07月10日

    西南戦争というと、やはり西郷隆盛や大久保利通、あるいは抜刀隊を初めとするエピソードが圧倒的多数を占める中で「またも負けたか八連隊」という民謡で有名な大阪鎮台を舞台として西南戦争を描いている。

    主人公の志方練一郎も、彼を取り巻く登場人物達も題名通りの「へぼ侍」である。武張ったエピソードは正直無い。
    ...続きを読む

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