Posted by ブクログ 2022年10月19日
加齢に伴って抑制のタガが外れることで脳回路の興奮性が高まる
共感はとても原始的な行動原理
共感するときと自分が痛みを感じるときは前帯状皮質という脳部位が活性化する
オキシトシンは他者の気持ちへの共感を高める
オキシトシンに似た作用の物質はアルコール
右側の側頭頭長接合部を刺激すると手が動いたと錯覚す...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月04日
脳科学に興味を持ち、初めて手に取った一冊
対話形式で進行する本は目から鱗の脳の常識や機能について深く知ることになった
アルコールと脳の関係、普通の定義、障害、病気に関する脳の働きと周囲(一般世間)の認識、三位一体脳説を基にした動物脳と人間脳の違い などとても興味深いないようだった
終盤は自閉症ス...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月19日
「自閉スペクトラム症」という病気というか、個性というか、そういうものがある、それに悩んでいる人が多くいる、ということを認識。何故脳が「時間」を感じられるのか、そもそも「時間とは」?興味深い。忘れるのは夫の顔から、そうかぁ。「オキシトシンは近い者をより近くし、遠い者をより遠くする」とのこと。巣作りと外...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月19日
いくつかテーマを設けての対談。後半に向けて面白いテーマになって行ったので、序盤で挫折しなくて良かった!自分の人を見る目の、判断方法にかなり修正が入りました。ある意味偏見増長本でもあるかも…!
読後面白かった反面、オカルト好きな私には、マジックのタネ明かしを散々されてしまった感じで、つまんない気持ちに...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月05日
「正常とは何か?」という、ともすればタブーで偏見とも言われてしまう事柄に臆することなく踏み込んでいる。
人は誰でも数十種類の何らかの異常を抱えているらしい。
異常とは大多数の特徴を標準と定義した時に、それとは違うこと。
ならば、同じ「異常」を持った人達が集まれば正常になる?
他人とはちょっと違うい...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月29日
脳科学者の池谷先生と作家の中村うさぎさんの対談形式で脳にまつわる興味深い話題を取り上げる。最後の「脳はみんな病んでいる」の章で、二人が精神科医師からカウンセルを受けて、「自閉スペクトラム症」の診断を受けた。自閉スペクトラム症は男性に多いという。程度によっては病気というより個性であろう。ちょっと頑固な...続きを読む