川っぺりムコリッタ

川っぺりムコリッタ

作者名 :
通常価格 1,320円 (1,200円+税)
紙の本 [参考] 1,650円 (税込)
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作品内容

「なんで生まれてきちゃったんだろうって、ずっと思っていました」“ひとり”が当たり前になった時代に、映画監督・荻上直子がろくでもない愛すべき人々のアパート暮らしを描く、書き下ろし長編小説。高校生の時に母親に捨てられ、知り合いの家や建設現場を転々とし、詐欺で入った刑務所で30歳を迎えた山田。出所後に海の近くの塩辛工場で働き始めた彼は、川べりに住みたいと願い、ムコリッタという妙な名前のアパートを紹介される。そこには図々しい隣人の島田、墓石を売り歩く溝口親子、シングルマザーの大家の南など、訳ありな人々が暮らしていた。そんな山田に、役所から一本の電話がかかってきた。幼い頃から一度も会っていない父親が孤独死したので、遺骨を引き取ってほしいという――。ずっと一人きりだった青年は、川沿いの古いアパートで、へんてこな仲間たちに出会う。友達でも家族でもない、でも、孤独ではない。“ひとり”が当たり前になった時代に、静かに寄り添って生き抜く彼らの物語。

ジャンル
出版社
講談社
ページ数
192ページ
電子版発売日
2019年06月26日
紙の本の発売
2019年06月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

川っぺりムコリッタ のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年01月19日

    しみじみいい話だと思った。
    読み始めから勝手に映像が浮かんでしまう。
    しかもキャストまで見えてきてしまうのは、映画監督さんの作品だからなのか。
    小林聡美・三石研・もたいまさこ・加瀬亮 
    荻上さん好きなら、すぐに当てはまるでしょ?
    片桐はいりは・・・塩辛作りのベテラン社員かな。
    炊き立てのご飯、そして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月22日

    高2の時母親に捨てられ、食べるために悪いことをし、気が付いたら刑務所にいた僕は出所後、更生施設から紹介された塩辛工場で働きながら、川べりにある築50年のぼろアパート「ハイツ ムコリッタ」で暮らし始める。
    誰にも邪魔されず、自分だけでひっそりと生きていくつもりでいた僕を待ち受けていたのは、訳ありな大家...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月15日

    すごく良かった。
    じんわり沁みいるお話。

    ちゃんと前を見て、ゆっくりでも進んでいるのがよかったです。

    島田さん、ナイスキャラすぎて何回か声を出して笑ってしまった。

    なんか近くにいたらお節介しちゃいそう。

    今もまたどこかの川っぺりで皆が暮らしているかもの思うとじんわり暖かい気持ちになりました。

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    Posted by ブクログ 2020年03月12日

    この主人公が悩みながら思うことに
    度々共感があった。
    孤独とひとりという単語に
    すごく自分を重ねてみれた。
    最後の島田が謝ってきたシーンが
    すごくよかった。
    塩辛の瓶の中に遺骨の灰がいれてあったのを
    食べようとしたところのやりとりが
    自分も笑いました。
    映画でもみてみたいヒューマン作品です。

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    Posted by ブクログ 2019年08月21日

    しみた。

    "「シアワセなのよ。ね。ささやかなシアワセを細かく見つけていけばさ、なんとか持ちこたえられるのよ。こんなギリギリの生活でも」" 51ページ

    "「期待してたり、気にしてたりってゆうのが、もう愛だよね」" 137ページ


    映画「かもめ食堂」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月03日

    川っぺりの古いアパート、ハイツムコリッタでちょっと世間からドロップアウトした人たちが繰り広げる日常。これは読んでいて心地良い。かなり好きな作品だ。

    住人達が手探りで見つけ感じ学びとったことがさりげなく口からこぼれていく瞬間がとても良かった。それは当たり前のようだけどとても大事なことで、それを自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月21日

    「カモメ食堂」という映画が好きで、この作者はその映画の監督です。昭和の臭いがする安アパートに暮らす貧乏な奇人たちと元犯罪者の交流を通して、本当の幸せって何か?。生きるとはどういうことなのか?を問うような、まるで映画のような小説なのです。キャラが濃厚でここが映画的、大きな場面展開はないのは荻上監督らし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月02日

    ひっそりと川べりで暮らしたい。2年の刑期を終え、更生保護施設で斡旋してくれたイカの塩辛を作る工場。築50年のアパート、若い大家さん、お風呂やご飯どきに上がりこんでくる隣人の島田。孤独死した父親の遺骨を引き取る。

    子供を捨てる母親の衝撃的な言葉でスタート。中略。30歳、だんだんと居場所ができていくの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月03日

    辛い少年時代
    どんどん転落する人生
    主人公が、小さな喜びや幸せを持てるようになっていったそんなお話
    最後はほっこりした気分になれる本

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年01月10日

    一人で良かったはずだった。
    誰とも関わらず目立たず、ひっそりと暮らしていこうと決めていたはずだった。
    そうやって人生を諦めていた彼はささやかなシアワセを実感していく内に、生きる喜びを見出だしていく。
    川っぺりに佇む古びた木造アパート"ムコリッタ"で。
    世間から脱落したような一風変...続きを読む

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