狼殿下の溺愛妃【特別版】

早乙女彩乃 / 北沢きょう

今度は前とうしろ、どちらの孔に欲しい？

美貌の王子アルビィは自身の両性具有の体を厭わしく思っていた。だが政略結婚のため狼族の王子サリュースと婚約することになり…。

「あなたの身体は、どこもかしこも、全部が俺のものだ」――両性具有の王子アルビィは、国同士の絆を深めるため十歳年下の狼族の王子サリュースと婚約することに。望まぬ婚姻ながら、初対面から熱烈に愛を囁くサリュースに、アルビィもまた惹かれていく。しかし自身の身体を忌み嫌うアルビィは、彼の想いを受け入れられず側室を娶るよう言うのだが…。激昂したサリュースに、秘めた蜜孔を強引に暴かれ、激しい快楽でよがり泣くほど責め立てられて…。

紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版！

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 二見書房
• 掲載誌・レーベル: シャレード文庫
• ページ数: 258ページ
• 電子版発売日: 2019年05月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 29MB

[ふ · ★★★★★]

年の差婚

后が10歳も上設定は珍しいかなと思う。基本的に終始攻はぞっこんであまあまでよかった。年下好みで甘々が好きな方は、是非。個人的には、攻が年下は苦手ですが、気にならずたのしく読めました。イケオジと両生具有をよんでみたいです。

[ブクログ · ★★★★★]

両性具有の年上妃
年下の狼族の殿下
年の差
光源氏シンドローム的な成長
幼く真っ直ぐな恋心と鈍感で初な恋心
両性具有ならではの営み(エロさ爆発)
もふもふ
美味しい詰め合わせの一冊です！

両性具有として産まれ父王に虐げられながらも矜持をもって成長したアルビィだからこそ、サリュースは幼いながらもひとりの雄として惹かれ一途に真っ直ぐに愛を伝え、サリュースの幸せを願う気持ちが空回りするアルビィにキュン

[μ · ★★★★★]

両性具有はなかなか受け入れづらい面もあるが、物語としては良くできていると思う。
攻めの一途な思いと受けの子供から成長していく攻めを育てつつ変わっていく思い、自分で自分好みの男に育てて惚れていくのは必然かも？

[にこ · ★★★★☆]

よい！

源氏物語の逆転バージョンみたいで、凄く面白かったです。
18年間、父親に疎まれてきたなら、私なんかと思いますよね。
幸せになれてよかったです。