エリザベスの友達

エリザベスの友達

作者名 :
通常価格 1,584円 (1,440円+税)
紙の本 [参考] 1,980円 (税込)
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作品内容

いったいどこに帰っているのかしら? 長い人生だったでしょうから、どこでしょうね。介護ホームに暮らす97歳の母・初音は結婚後、天津租界で過ごした若かりし日の記憶、幼い娘を連れた引き揚げ船での忘れがたい光景のなかに生きていた。女たちの人生に清朝最後の皇帝・溥儀と妻・婉容が交錯し、戦中戦後の日本が浮かびあがる傑作長篇。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
電子版発売日
2019年04月05日
紙の本の発売
2018年10月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

エリザベスの友達 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年09月03日

    認知症の老人の内面世界がこれほど豊かだとは、そう描くことで、そう思うことで何だか救われる思いがする。
    介護施設《ひかりの里》に暮らす老人を見守る家族、介護職員やボランティアの眼差しがいい。「良い介護とは人生の終幕の、そのお年寄りのいい夢を守ってあげること」だという。
    認知症の人は、過去に戻り人生を生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月17日

    介護付き老人ホームで暮らす97歳の初音さんの心は、自分の一番輝いていた時代に生きていた。

    時空を超えた初音さんの心を受け止めながら介護する二人の娘満州美と千里がとても暖かい。
    ゆとりのある介護が出来ているからだろうと、羨ましく思いました。

    戦中の天津の日本租界での暮らしにとても興味を持ちました。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月07日

    著者である村田喜代子さんは本作を執筆する強い契機となった短歌があると紹介していた。
      
    もう誰も私を名前で呼ばぬから
          エリザベスだということにする

    好きな歌人の松村由利子さんが詠んだ一首だ! これは是非とも読まねばならない。
    一首から想像力を膨らませ認知症体験や介護現場を書かれた作者...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月25日

    認知症に罹患した老いた母親と2人の娘を中心に入居施設の様子がほのぼのと描かれ、もちろん会話も成り立たなくなっているのだが普通に接するのがいい。施設の職員たちもボランティアに訪れる人達も他の入居者やその家族もみんな普通に描かれていて嫌味が無い。認知症の人と接する鉄則'逆らわない'&...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月10日

    老いや認知症に、新たな見方を示してくれる。
    自分が、歳をとって認知症になったら
    生きてきたどの時代に「返り」、
    どんなきっかけでそこに行くのか、
    考えさせられた。

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    Posted by ブクログ 2019年03月01日

    認知症や介護施設などを扱った小説は多々あるが,このように暖かく老人に寄り添ったものはなかったので,ふうわりした気持ちで読めました.大橋介護士さんのお年寄りへの理解に思わず感謝しました.認知症の頭の中で広がる豊かな世界に驚くと同時に,幸せとは何か死ぬとは何かを考えさせられ,馬の迎えとともに逝った牛枝さ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月10日

    最初のページを開いた時から、この小説は面白いという予感がした。なぜだろう。
    認知症の初音さんと一緒に天津租界を経験したり、千里さん、満州美さん姉妹と一緒に、認知症の母の入る介護施設を訪ねているような気がした。
    認知症というと介護の大変さ、昔とは別人になったような老人の姿など、自分の身に引き付ければ引...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月03日

    認知症を介護する側から描く小説はたくさんあるが、それだけでなく、認知症の人の頭の中を想像するのがユニーク。しかも決して暗くならないのがいい。

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    Posted by ブクログ 2019年01月22日

    天津で暮らした過去の記憶に戻る母親を見守る姉妹。
    施設の職員たちも素敵な人ばかりで美しい・・・。
    天津時代の話はそういう時代もあったのか、と勉強になった。
    が、認知症に足を突っ込み始めた父親をどうしようかとまさにいま思い悩んでいる身としては「こんなにこまめに施設に通ってお世話をするなんて無理ーーー!...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月19日

    離れた場所に光が降って、ぽっかりと白く照らしている。こちらから見えるその光景は、明るいのにしんと切なくもの淋しい。けれど、切なさだとか淋しさだとか、そんなのはこちらが抱く感傷に過ぎず、可哀想だとか、憐れだとか、そう見えるのはただ、見る者の眼差しがそのように像を結んでいるだけなのだろう。
    忘却は記憶の...続きを読む

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