あちらにいる鬼

あちらにいる鬼

作者名 :
通常価格 1,296円 (税込)
紙の本 [参考] 1,728円 (税込)
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作品内容

瀬戸内寂聴さん推薦
モデルに書かれた私が読み 傑作だと、感動した名作!!

作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった。五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、この小説の誕生を誰よりも深い喜びを持って迎えたことだろう。作者の母も父に劣らない文学的才能の持主だった。作者の未来は、いっそうの輝きにみちている。百も千もおめでとう。──瀬戸内寂聴

人気作家の長内みはるは、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎と男女の関係になる。
一方、白木の妻である笙子は、夫の手あたり次第とも言える女性との淫行を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。
だが、みはるにとって白木は肉体の関係だけに終わらず、〈書くこと〉による繋がりを深めることで、かけがえのない存在となっていく。
二人のあいだを行き来する白木だが、度を越した女性との交わりは止まることがない。
白木=鬼を通じて響き合う二人は、どこにたどりつくのか――。

父・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴の〈特別な関係〉に、はじめて光をあてた正真正銘の問題作にして、満を持して放つ著者の最高傑作!

ジャンル
出版社
朝日新聞出版
ページ数
312ページ
電子版発売日
2019年03月29日
紙の本の発売
2019年02月
コンテンツ形式
EPUB

「あちらにいる鬼」のユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月26日

自分の母と父とその愛人とのことを、ここまでフィクションとして成立させて書けるものなのか。恐れ入りました。
文章のうまさでは随一になったと思いました。これからも読んでいきますよ。

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Posted by ブクログ 2019年04月28日

少し前に著者と瀬戸内寂聴さんの対談を読んで「つやのよる」の著者が井上光晴の娘さんだと初めて知った。対談を読んで二人の関係を知り、驚いた。全身小説家のあの人の娘さんが作家になっていたこと、波乱の人生で知られる寂聴さんの恋人の一人、それも特別な一人があの人だったこと。愛人と正妻の娘が笑顔で雑誌に載り、恋...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年04月22日

井上荒野という素晴らしい作家を始めて知りました。
人間とはどのような生き物なのか、愛とは何かを考えさせられた。最後を読み涙が出そうになった。この作家の他の作品も読んでみたくなりました。

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Posted by ブクログ 2019年03月20日

1組の夫婦とその夫の不倫相手の女性、2人の女性の人生が描かれている。情熱に溢れたものというよりは内に秘めながらの想い。ドロドロもしていないけれど1人の男に対する想いの強さが伝わってくる。それが年を重ねるのとに増していき女性を揺さぶる。憎しみとかそういうものではなく、友人とも違う2人の女性の関係や、男...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年03月15日

作家生活30周年記念作品
と謳うだけある作品。
読み終わったあとずっと身震いが止まらない。
奇妙。とにかく奇妙。信じがたいほどな関係であり、
怖いのがフィクションでないということ。

作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった。
と、瀬戸内寂聴が寄せているのも、褒め称えているのも奇妙...続きを読む

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