いも殿さま

いも殿さま

作者名 :
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作品内容

「芋」で領民を救った、希代の名代官!!

井戸平左衛門──大飢饉と銀山の危機を克服した、その偉業は今も島根で語り継がれる。

『超高速! 参勤交代』の著者が贈る、感涙必至の最新長篇。


隠居目前の最後のお役目は、最大の難題だった!!

徳川吉宗の時代──。幕府勘定方に勤める旗本、井戸平左衛門は引退を迎え、隠居生活を楽しみにしていた。隠居後の楽しみは諸国を回り、甘味を満喫すること。だが、隠居届けを出そうとしたその日、あろうことか奉行の大岡忠相から異動を命じられることに──飢饉と悪政に喘ぐ、石見銀山の地にいって欲しいというのだ。自らの能力を誉められ、心が揺れる平左衛門。さらに、将軍が食するという〈嘉祥菓子〉を褒美にちらつかされたのが、とどめとなり、快諾してしまう。だが、江戸から四十二日の旅の果てにたどり着いた石見の土地は、想像を絶する悲惨な状況だった──。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
KADOKAWA
掲載誌・レーベル
角川書店単行本
電子版発売日
2019年03月29日
紙の本の発売
2019年03月
サイズ(目安)
2MB

いも殿さま のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年10月25日

    この時代にあって、かくも慈愛に満ちた可能な限りの策を尽くし、いよいよ行き詰まれば自らの命を代償に御法度破りで人命を救う、そんな人物が実在したのだね。この時代どころか、どの時代であれ希有であって出会えない。薩摩国から唐芋を持ち帰る(盗み出しだけど)の冒険譚や、僧侶の泰永が元隠密であったという設定はご愛...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月22日

    土橋さんを読みはじめて、4冊目。裏切らない面白さ、爽快さ。史実もあるので、変えられない部分もあるんだろうなぁと切なくなる部分もありますが、本当に苦難に明るくまっすぐに立ち向かう主人公とその仲間を笑いもありで、爽やかに描いていて面白いです。脚本家さんだけに、今にも映像化されそうです。

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    Posted by ブクログ 2019年07月10日

    いも殿さま、こと平左衛門がなんとも魅力的。
    こういうお殿様(厳密にはお殿様ではないらしいけど。)が
    いてくれる国は幸せだね。
    もちろん、農業には不作=飢饉の恐れは消えない。
    芋があれば全てが解決というわけでもない。
    でも、平左衛門の行った施策はたくさんの人を救った。
    ま、当時のこと。
    実際に労働した...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月15日

    飢饉のため、餓死か一揆の瀬戸際をサツマイモで救った人の話はなんとなく知っていたけど、場所も名前も知らずにいました。出世もせず算盤を弾き続けた後、隠居して大好きな食道楽の旅に出ようとした勘定方、旗本の井戸平左衛門。その矢先、お菓子に釣られて石見の代官に任命された。平左衛門と御用人・藤十郎のコンビの旅は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月10日

    こんなお代官様もいたのだと、胸が熱くなる物語でした。心から何よりも民の事をその地の事を思い、策を巡らすお代官様。今の政府の人間全員に読んでほしいなと思います。
    大飢饉で荒れている岩見の地をなんとかしようとするお話で、なかなか難題がおし続けてきます。でも、穏やかでおちゃめなお代官様と、ずっとお代官様に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月13日

    出雲、石見、隠岐、島根県は50歳前後の2年間勤務した土地なのでとても愛着があります。そして石見人の素朴で明るくて前向きな気質に親近感を抱いています。土橋章宏 著「いも殿さま」、2019.3発行。「人望」とは、ということを丁寧に説明した物語です。江戸で勘定方勤務の井戸平左衛門は、還暦を前に引退するつも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月28日

    実在した人物みたいですね。
    人の価値は居なくなった時に分かるんですね。
    こんな人になってみたいと思わせる主人公です。
    面白かったです。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年05月11日

    土橋章宏の小説、6冊目。今年3月に出版された本との事。最新刊だけあって、今までの小説よりも緻密に丁寧に書かれている気がした。(今までの本はライトノベルのような軽さがあった。)

    歴史ものではあるが、歴史小説好きには恋愛要素が現代的でちょっとしらける。テレビドラマのような感じ。

    飢餓を救った代官の奮...続きを読む

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