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この男を失い、日本は焦土と化した。
最期の言葉は「話せばわかる」「問答無用」ではなかった!?
5・15事件の実態はじめ、驚愕の事実に基づく新評伝。
政界を駆け抜けた孤狼の生涯を圧倒的筆力で描く!!
「極右と極左は毛髪の差」(犬養毅)
日本に芽吹いた政党政治を守らんと、強権的な藩閥政治に抗し、腐敗した利権政治を指弾し、
増大する軍部と対峙し続け、5・15事件で凶弾に倒れた男・犬養木堂。
文字通り立憲政治に命を賭けた男を失い、政党政治は滅び、この国は焦土と果てた……。
戦前は「犬養の懐刀」、戦後...続きを読む
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Posted by ブクログ 2021年08月14日
五一五事件で亡くなった犬養毅の伝記的小説。西南戦争では慶応の学生ながら従軍記者として現場から臨場感溢れる記事を送る。福沢諭吉の秘書のようなことをしているうちに(中略)国会議員になり、大臣になり、首相にまでなる。しかしその過程で辛酸なめまく
り。
まさに大傑作。
清貧を貫き、立憲政治をとことんま...続きを読む