文芸的な、余りに文芸的な/饒舌録 ほか 芥川vs.谷崎論争

文芸的な、余りに文芸的な/饒舌録 ほか 芥川vs.谷崎論争

1,672円 (税込)

8pt

4.0

昭和二年二月号『新潮』合評会での谷崎の小説に対する芥川発言に端を発し、舞台を『改造』に移して文学史上に残る〈筋のない小説〉を巡る論争が始まった。――芸術とはなにか。何が文学を文学たらしめているのか――本書では二人の文学観の披瀝と応酬を雑誌発表順に配列し、「新潮合評会」とその俎上に載った小説二篇、論争掲載中の昭和二年七月に自殺した芥川への谷崎の追悼七篇を収録する。

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文芸的な、余りに文芸的な/饒舌録 ほか 芥川vs.谷崎論争 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年11月11日

    芥川は、小説から構造を廃すべきと言ったわけではない
    ただ小説の前提には作家の個性がなければならず
    作家は、その自己表現を面白く読ませるための技法として
    構造を用いなければならない
    もちろんまた一方では個性が技法となり
    二代目○○、三代目○○と積み重ねられていきもするわけだが
    それを扱って作品とするの...続きを読む

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