カシオペアの丘で(上)

カシオペアの丘で(上)

712円 (税込)

3pt

肺の腫瘍は、やはり悪性だった――。40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日、俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。封印していた記憶が突然甦る。僕は何かに導かれているのだろうか……。

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カシオペアの丘で のシリーズ作品

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  • カシオペアの丘で(上)
    712円 (税込)
    肺の腫瘍は、やはり悪性だった――。40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日、俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。封印していた記憶が突然甦る。僕は何かに導かれているのだろうか……。
  • カシオペアの丘で(下)
    792円 (税込)
    限られた生の時間のなかで、家族へのこす言葉を探すために、俊介はふるさとへ帰ってきた。幼なじみとの再会を果たし、過去の痛みを受けとめた俊介は、「王」と呼ばれた祖父とともに最後の旅に出る。

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カシオペアの丘で(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    上巻を読み終えた感想は、「すごい」でした。

    正直、第七章までは、「あれ?これ散々風呂敷広げてるけどちゃんと収集つくのか?ちゃんと盛り上がるの?」って不安に駆られましたが、第八章から重松清さんが本領を発揮し始めます。(第八章まで300ページくらいかかります笑)

    主人公シュンの幼馴染、雄司が優しくて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月23日

    私にとって大事な一冊。何度も読み返して毎回同じところで号泣。切ないな〜。でも温かさもあって、登場人物それぞれの幸せを願わずにはいられません。

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    Posted by ブクログ 2021年02月18日

    主人公のシュンが今まで、辛い過去、罪滅ぼしから断ち切ってきた糸を残り少ない人生と知り、カシオペアの丘で繋がった様々な人達によって、繋がりを持つことの大切さを教えてもらい絶った繋がりをつむぎ直していく。

    そして、少年時代の楽しかった思い出の地
    糸を断ち切った原因となった地
    「カシオペアの丘」へ向かう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月18日

    上・下巻の感想

    初めて読んだのは高校生のときだった気がする。
    そのときは、どちらかというと子供の心情の方が入ってきた覚えがある。
    自分がこの子の立場だったら何を思うのかなと考えたりもした。

    でも、大学4年でもう一度読み返したとき、また違う視点で、違う心情が湧いた。
    自分が余命宣告をされて、守らな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月22日

    1977年10月9日。
    舞台は北海道北都市。
    炭鉱の町として発展をとげてきた都市である。


    惑星探査機ボイジャーを見つけようと
    小学生4人(シュン、トシ、ミッチョ、ユウ)は家を抜け出し町外れの丘に集まった。
    その場所を『カシオペアの丘』と名付け、大人になったら遊園地を作ろうと約束をする。



    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月13日

    北海道の炭鉱町で生まれ育った同級生の4人。その一人が、主人公。39歳で東京在住のサラリーマンで妻と小学4年生の息子あり。ある日、がん告知され余命数ヶ月。一方、北海道の炭鉱町で閉園間近の遊園地を旅行で訪れた親子の娘が、東京で殺害される。

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    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    北海道で生まれ育った幼なじみのシュン、トシ、ユウちゃん、ミッチョ。4人は大人になり、それぞれの道を歩んでいたが、ある痛ましい殺人事件をきっかけに、再び故郷の地へと集まることになる……。出会いと別れ、生と死、許す者と許される者。いくつもの運命が交錯し、シゲマツ文学の真髄を味わわせる。テーマ・内容ともに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月23日

    昔は炭鉱でさかえていたが、今は過疎化が進む北海道北都市。
    30年前、その町には、トシ、シュン、ミッチョ、ユウちゃんの仲良い小学生4人がいた。

    4人は日本上空を通るというボイジャー1号2号を見に、炭鉱跡の丘に来ていた。
    ボイジャーは見えなかったが、数々の星・星座を眺め、「カシオペアの丘」と名付...続きを読む

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    購入済み

    苦しくて切なくて涙無しには…

    2017年07月16日

    私、今年40歳になったんですけど…偶然この作品に出会いました。運命感じますよね。
    重松清さんの作品には、度々、私の人生の岐路でお世話になっていますが、今回も人生を考えさせられる作品となりそうです。
    アラフォー世代は職場の地位や責任、子育てや親との関係など、タダでさえ何かしらの悩みの種を抱えていま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月31日

    悪く言えばメロドラマです。クドクドと長いとも、お涙頂戴の物語とも、出来すぎの奇麗事とも言われるかもしれません。
    でも私は好きです。
    読み始めたときは、むしろ先に書いた欠点の方が目に付きました。なんだか上滑りします。しかも説教口調も有って、鼻に付く感じでした。しかし読み進めるうちに気にならなくなりまし...続きを読む

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