重粒子の旅 ―鼻にガンができた！―

中川いさみ

泣き笑いの5年間。秘めてきたガン闘病記！

『クマのプー太郎』でもおなじみ、ギャグ漫画家
中川いさみ――実はガンでした。

当時51歳。鼻のおできがガンと診断され単身、兵庫県で“重粒子線”治療を開始。

担当編集者にも隠し通した（！）約2か月間の
入院生活は……ヒマとの格闘、謎にSFチックな風景の数々、あり余る妄想、そしてご当地グルメ散歩に満ちていた！？
（神戸牛、姫路おでん、海鮮丼、牡蠣カレー…うまいもの登場頻度高め！）

笑ってられない現実にも笑いを見出す、ギャグ漫画家のサガがここにある。

生きる。描く。生きる。命のふちを旅した、泣き笑いの5年間――
中川いさみが見つめた「生きること」の意味。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: ビッグコミックオリジナル
• 電子版発売日: 2019年04月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 29MB

[ブクログ · ★★★★☆]

最初のお医者さんの鼻を全部切ってしまう提案、再発がなくなるから安心ってだけでは私もなかなか受け入れられないだろうなと読んでて思った 乳がんで片胸切ってしまった母のことも良かったんだろうか？と考えてしまった