カササギ殺人事件 上

カササギ殺人事件 上

1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!

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〈カササギ殺人事件〉シリーズ のシリーズ作品

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  • カササギ殺人事件 上
    1,018円 (税込)
    1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!
  • カササギ殺人事件 下
    1,018円 (税込)
    名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読み進めた編集者のわたしは激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある? いったい何が起きているの? 勤務先の《クローヴァーリーフ・ブックス》の上司に連絡がとれずに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だった――。ミステリ界のトップ・ランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント。夢中になって読むこと間違いなし、これがミステリの面白さの原点!/解説=川出正樹
  • ヨルガオ殺人事件 上
    1,100円 (税込)
    『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。彼らが所有するホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた──そう連絡してきた直後に娘が失踪したというのだ。その本とは名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』。かつてわたしが編集したミステリだった……。巨匠クリスティへの完璧なオマージュ作品×英国のホテルで起きた殺人事件。『カササギ殺人事件』の続編にして、至高の犯人当てミステリ登場!
  • ヨルガオ殺人事件 下
    1,100円 (税込)
    “すぐ目の前にあって――わたしをまっすぐ見つめかえしていたの”名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』を読んだ女性は、ある殺人事件の真相についてそう言い残し、姿を消した。『愚行の代償』の舞台は1953年の英国の村、事件はホテルを経営するかつての人気女優の殺人。誰もが怪しい謎に挑むピュントが明かす、驚きの真実とは……。ピースが次々と組み合わさって、意外な真相が浮かびあがる――そんなミステリの醍醐味を二回も味わえる、ミステリ界のトップランナーによる傑作!/解説=酒井貞道

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カササギ殺人事件 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月13日

    多数の賞を受賞しているとのキャッチコピーに惹かれて購入。
    外国人作家の本を初めて読んで、最初は人名が覚えづらく誰か分からなくなりそうになったけれど、読み進めるうちに印象的なエピソードと結びついて覚えられた。
    続きが気になって一気に読み進めてしまった。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月29日

    上巻ではいわゆるアガサクリスティ–的な、昔ながらのミステリー小説を読むことができとても面白かった。また、最後の一文で下巻もすぐに読みたいと思えるほど衝撃が最も大きかった。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    おもろいな〜
    主人公曰くもう犯人わかってるみたいだけど、オレは全く笑
    まだ下巻丸々残ってるけどどんな展開になるのか楽しみだな

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月26日

    全く期待していなかった作者だったが凄い事になった。ネタバレになってしまうが本作は下巻と入り子構造で作られている。
    詳細は下巻の感想で述べる。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月07日

    「カササギ殺人事件」アンソニー・ホロヴィッツ
    誰かの前書きがあって
    「名探偵アティカス・ピュントシリーズ  カササギ殺人事件」アラン・コンウェイ
    ん?アラン・コンウェイ?
    もう一度表紙を見る
    「カササギ殺人事件」アンソニー・ホロヴィッツ
    アラン・コンウェイって誰?
    思わずググってしまった。小説の中に...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月29日

    イギリスのミステリー。面白い構成になっている。
    出版社に勤める女性編集者の視点で書かれている。上巻は彼女が編集する予定だった未完のミステリー小説がそのまま載っている。上巻のミステリーはアガサクリスティー風で、小さい田舎の村で不審な死が続き、それぞれに動機を持つ怪しい村人たちがたくさん登場し、なぞ解き...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月22日

    本を開いた最初のところから「ん⁈」でした。
    そういう設定なのは下巻から意味が出てきます。
    海外ミステリー(海外小説)の、登場人物一人一人の“土台”を初登場時に“一気に説明したるわーーー”のくだりがいちいちめんどくさいですが、そこを除けばとても楽しく読めます!
    下巻からの展開に期待!!

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月07日

    まだ82年も残っているのに、解説で「二十一世紀に書かれ翻訳された謎解きミステリの最高峰」とまで絶賛された作品。作中作品の『カササギ殺人事件』とその作者の死をめぐるミステリの二重構造で、この構造自体が、トリックの下地になっている。まったく、ミステリ作家というのは、色々と思い付くものではないか。作者はイ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月27日

    たくさんの登場人物、たくさんの容疑者。行き交う憎しみや悲しみや妬みの中で、同情したり恨まれても仕方がないかななんて思いながら読む。かわいそうな自分を慰めながら直向きに生きる人、かわいそうな弱いところを踏みにじる人、何も悪いことをしていないのに日陰な人、何も良いことをしていないのに日向な人。4ヶ月余命...続きを読む

    0
    購入済み

    最高に面白いミステリー

    2022年10月23日

    登場人物たちそれぞれの思いが渦巻く上巻、すぐに読み切ってしまいました。早速下巻を読みたいと思います。

    #深い

    0

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