影ぞ恋しき

影ぞ恋しき

作者名 :
通常価格 1,732円 (1,575円+税)
紙の本 [参考] 2,145円 (税込)
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作品内容

『いのちなりけり』『花や散るらん』に続く雨宮蔵人三部作の完結篇!
夫婦、親子、友との清冽なる絆を描いた葉室麟最後の長篇小説

京の郊外で妻子とともにひっそりと暮らす雨宮蔵人のもとに、吉良左兵衛の家人・冬木清四郎が訪れた。
重病を患う左兵衛は死ぬ前に吉良家の血を引いている香也(蔵人が育てている娘)にひと目会いたいという。
左兵衛は、赤穂事件(忠臣蔵)で討たれた吉良上野介の養子で、幕府の咎めを受け信濃諏訪藩の小さな屋敷に軟禁されていた。清四郎の主人を思う心にうたれた蔵人は一家揃って諏訪へ向かったが、やがて幕府の暗闘に巻き込まれる。
吉良上野介、大石内蔵助など、すでにこの世を去った人への思いが、蔵人たちの運命を動かしていく。

タイトルは、「古今和歌集」にある紀貫之の和歌〈色も香も 昔の濃さににほへども 植ゑけむ人の 影ぞ恋しき〉より。
懐かしい故人を慕う心情が作品全体を貫いた感動の絶筆!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
584ページ
電子版発売日
2018年09月13日
紙の本の発売
2018年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

影ぞ恋しき のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年01月24日

    読みやすかったが、登場人物が多彩で、善人悪人と混迷しているので、展開についていけないと理解しづらい。
    後半は各自の立ち位置がはっきりしてくるので、テンポよく読めた。
    最後は爽やか。いつも葉室作品は、読後感がジンと胸に染みるようで、素晴らしい。

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    Posted by ブクログ 2019年09月17日

    蔵人と咲弥の夫婦を繋ぐ和歌の一部が題名の、『いのちなりけり』『花や散るらん』に続く三部作の最終巻。
    本作でも、「色の香も昔の濃さに匂えども植ゑけむ人の影や恋しき」の和歌が、折々の場面で詠まれ、雅な華を添えている。
    忠臣蔵異説ともいえる前作に続き、本作はその後日譚となっている。吉良家の家人が主の仇討を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月06日

    9月-3。4.0点。
    雨宮蔵人三部作の完結編。作者の遺著。
    蔵人の元に、吉良の家臣である清四郎が訪れる。
    世は綱吉から家宣へ代替わりし、蔵人はまたも政治に翻弄される。

    面白い。600頁弱も一気読み。
    蔵人と咲弥だけでなく、娘香也の恋愛、忍びの恋愛の話と、
    「武士の矜持」がちりばめられている。
    敵同...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月04日

    初出 2016〜17年北海道新聞、中日新聞、東京新聞、西日本新聞

    亡くなってから何冊も遺作が出たが、ずいぶん連載を書いていたものだ。

    ただ、赤穂事件を巡る確執、幕府の中核を巡る権力闘争、という大きなスケールとチャンバラ劇いっぱいの物語は、あまり葉室燐らしくない。

    将軍綱吉を暗殺させた、継嗣綱豊...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月31日

    色も香も 昔の濃さに 匂へども 植ゑけむ人の 影ぞ恋しき 

    前作からの続き
    咲弥と蔵人に会えた。
    そして、香也ちゃん。

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    Posted by ブクログ 2019年08月31日

    「いのちなりけり」「花や散るらん」に続く、雨宮蔵人・咲弥夫婦を巡る物語のシリーズ完結編。

    前作で赤穂浪士事件に関わることになった蔵人・咲弥。
    それから六年。九歳になった香也とともに鞍馬山で穏やかな暮らしをしていた家族の元に、吉良家の家人という冬木清四郎が訪ねてきたことから、再び家族は政争に巻き込ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月17日

    雨宮蔵人シリーズ3作目にして完結編ということですが、前2作品は読んでおらず。結果、読んだ方が楽しめるだろうけど、読んでなくても大丈夫でした。雨宮蔵人一家と取り巻く面々は、心爽やかで、微笑ましく、ストーリー的には前半は謎もありつつ、剣闘もありつつで飽きさせません。が、中盤くらいから同じような展開が続き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    雨宮蔵人シリーズ第3弾。

    新聞連載していたものの出版で作者の最後の単行本だと思います。
    同時代を舞台とした森村誠一の「悪道」シリーズに比べて、史実を踏まえつつ、品位の高いエンタテイメント時代小説となっていると思います。
    タイトルの和歌の「影」の意味が今となっては葉室さん本人と重なって、感慨深かった...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年05月15日

    葉室麟さん。本当に惜しい作家さんを亡くした。
    この本は恐らく葉室さん最後の作品だろう。
    主人公の元小城藩士・雨宮蔵人は、ひたすら自分の考えに従って生きていく。
    蔵人の妻・咲弥は、そんな彼を信じて、とことんついていく。
    娘の香也も二人の教えよろしく、どんなことがあっても母についていく。
    色々な苦難が彼...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月20日

    結論だけ言えば、まぁまぁ面白かった。

    だけど長い!
    闘うシーンが多い!
    同じことの繰り返しが多い!
    同じ解説が何度も出てくる。
    無駄にページ数が加算さてた感じだ。
    ま、大団円で良かったけど。

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