国宝(上) 青春篇

国宝(上) 青春篇

1,600円 (税込)

8pt

俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!

極道と梨園。
生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、
芸の道に青春を捧げていく。

作家生活20周年記念作品として放つ渾身の大作。

(あらすじ)
1964年1月1日 長崎は料亭「花丸」
侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、
この国の宝となる役者は生まれた。
男の名は、立花喜久雄

極道の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、
喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。

舞台は長崎から大阪、そして、オリンピック後の東京へ。
日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。

血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。
舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、
その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか?

...続きを読む

国宝 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 国宝(上) 青春篇
    1,600円 (税込)
    俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ! 極道と梨園。 生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、 芸の道に青春を捧げていく。 作家生活20周年記念作品として放つ渾身の大作。 (あらすじ) 1964年1月1日 長崎は料亭「花丸」 侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、 この国の宝となる役者は生まれた。 男の名は、立花喜久雄 極道の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、 喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。 舞台は長崎から大阪、そして、オリンピック後の東京へ。 日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。 血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。 舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、 その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか?
  • 国宝(下) 花道篇
    1,600円 (税込)
    鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある。 芝居だけに生きてきた男たち。 その命を賭してなお、 見果てぬ夢を追い求めていく。 今年最高の感動を届ける役者一門の大河小説 (あらすじ) 1964年1月1日 長崎は料亭「花丸」 侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、 この国の宝となる役者は生まれた。 男の名は、立花喜久雄 極道の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、 喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。 舞台は長崎から大阪、そして、オリンピック後の東京へ。 日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。 血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。 舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、 その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか?

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

国宝(上) 青春篇 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    歌舞いてる❓

    ってな事で、吉田修一の『国宝 青春編』

    ナホミがハゲてるわしに、面白しろ過ぎてハゲるって言うから読んでみた

    歌舞伎は観たことも無いんで難しいかなぁと思ってたけど、まるで初めて読む原田マハさんのアートの話の様にスル~と読めてしまう面白さ

    歌舞伎俳優のアルアル色恋沙汰や、その道の裏...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月20日

    実在するのかと思うぐらい、登場人物の誰もが想像できる。山と木の例え、なるほど。どちらも力は大きいはず。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月23日

    もっと早く読めば良かった。吉田修一さんは元々好きな作家だけど、これが一番面白いな。
    歌舞伎の世界はよくわからないけど、全然読み辛くなく、情景描写がこれまた凄くて、本当に映画を劇場で見ているかのようだ。
    そもそも伝統の世界、そして物語の背景も昭和の50年代くらいだから、今の歌舞伎の世界とはまた何かが違...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月27日

    司書仲間に勧められ手にした1冊。歌舞伎好きは勿論、そうでない人も是非。
    任侠の世界に生まれながら歌舞伎界に没入し、数奇な運命に翻弄されながらも、一心不乱に駆け抜けた主人公の人生。清濁合わせ飲んで流れていく大河のようなこの小説に身を浸してみると、我々の人生も泡沫の流れに浮かぶ儚い命だと思え
    る。黒子を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月06日

    今のところ、今年1番面白かった本。
    斬新な言葉遣いで、巧みな表現力により、まるで自分がその場面にいるように情景が浮かび上がってきました。講談を聞いてるようとも言えます。
    歌舞伎の知識がなくても十分楽しめる大作です。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月30日

    本当に面白い。
    朝夕の通勤時間だけなのに1週間で読み終えました。
    早く下も読みたいです。
    オススメです。

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月09日

    語り口調が独特で、読むのに少し時間がかかりました。

    歌舞伎の世界を書いた本で、歌舞伎がわからなくても、説明があるのですんなり読めます。

    その説明も、あまりしつこくなく、すうっと頭の中に入ってくる感じでした。

    だんだん俊ぼんにイライラとしてしまった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月24日

    本作は吉田修一先生の作家生活20周年を記念し、刊行された作品とのことで、初めて本著者の作品を読んでみた。上巻の感想であるが読み応えがあった。

    文体が「~でございます。」「~なものでした。」で、少し慣れない丁寧な口語で描写されているため、NHKの朝ドラを思い浮かべながら読み進める。
    長崎の任侠ものか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月13日

    凄い作品を
    読んでしまったーと。

    久しぶりに
    登場人物と一緒に
    時代を生き抜いた気がしたし

    久しぶりに
    上下巻一気読みをしてしまったし

    久しぶりに
    心地良い疲労感に包まれました。

    ページを繰る手が
    止まりませんでした。

    何年かに一度
    こんな作品に巡り会えるなら
    これ以上の幸せはありません。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月09日

    うわ~めちゃくちゃおもしろかった!!
    読み始めた途端、一気に小説の世界に引きずり込まれてしまった!
    すごい作品!

    「俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!」
    長崎のヤクザの親分の息子として生まれた立花喜久雄
    父親の死、退学、そして縁のあった大阪の人気歌舞伎役者・花井半次郎の元へ
    ...続きを読む

    0

国宝(上) 青春篇 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

吉田修一 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す