Posted by ブクログ
2022年04月17日
0 どんな本?
人類の近未来を学術的に考察した本。キーポイン
トは「3つの人類の課題を乗り越えた先の課題」。
コンセプトは人間至上主義の次。
1 なんで読んだの?
(1) ベストセラーでレビューも高評価で友人の勧め
だから。
(2) 話題の人類学者の...続きを読む見解や考えを学びたいから。
(3) 人に内容を説明できる状態と読書力UPを求む。
2 構 成
上下巻で3部構成の全11章。人類が克服した課題
から始まり、3つの問題提起で終わる。写真の頁や
軽易な表が挿入してありわかりやすい。
3 著者の問題提起
課題を克服した人類が向かう次の課題は?
4 命題に至った理由
現在の人類のテクノロジー等から人類が神性に向
かうと予想する著者が未来を考察した結果
5 解
人間至上主義からデータ至上主義に代わり3つの
問いに至る。それを頭に入れておいてほしい。
6 重要な語句・文
(1) 神性→不老不死、至福の2つに至る力
(2) 飢餓、疫病、戦争
(3) 人間至上主義→社会主義的、進化論的、自由主
義的
(4) 霊性→非既存のものを探す旅(二元論)
(5) データ至上主義
(6) アルゴリズム
(7) 意識はあるのか?
(8) 主観・客観・共同主観的な3つの事実
(9) 虚構→宗教やイデオロギー
7 感 想
読んでいて落ちがとても気になった。問題提起で
終わるのがビックリ。一番刺さったのは人類は飢
餓、疫病、戦争を克服した事。深く知りたい事はア
ルゴリズム。ビジュアル要素から虚構の要素がわか
った。人に勧めるなら3つの人間至上主義。ホモデ
ウスは神性を感じるピッタリなタイトルだと思う。
8 todo
著者の次の作品の完読