赤い風

赤い風

作者名 :
通常価格 1,599円 (税込)
紙の本 [参考] 1,944円 (税込)
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1万冊以上半額☆カドカワ祭 ゴールデン!

作品内容

江戸前期、武士と農民が身分をこえて空前の大開拓に挑む!
川越藩主・柳沢吉保とその懐刀・荻生徂徠。

徳川綱吉の治世下、川越藩の領内では、牛馬のための飼料や堆肥のための草を採取する秣場(まぐさば)での、農民同士の諍いが何十年も絶えなかった。
集団で襲われ、百姓が命を落とす悲劇までおきていた。

そんな中、新たに藩主についた柳沢保明(のちの吉保)は、諍いの場となっている荒涼たる原野を二年で畑地にせよ、という前代未聞の命を下した。
曾根権太夫ら側近の家老らを現地に派遣し農民を指揮させたが、やがて武士と農民の間には軋轢が生じ、二年での完成が危ぶまれていく。
そんな中、保明は懐刀の荻生徂徠を現場に送り込み、事態の打開を試みるが……。

著者畢生の傑作時代長篇!

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
368ページ
電子版発売日
2018年07月12日
紙の本の発売
2018年07月
コンテンツ形式
EPUB

Posted by ブクログ 2018年09月27日

初出 2017年「埼玉新聞」

水源が遠く、軽い赤土で、農耕に向かない武蔵野台地は永く牛馬の飼料等のための草刈り場で、境界がはっきりしないため近隣の村の争いが続いていたが、五代将軍綱吉の意向で川越藩主となった柳沢吉保は2年で開墾するよう命じ、家老の曽根権太夫は、失敗したら切腹する覚悟で、募集した入植...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年01月28日

柳沢吉保の治める川越藩の秣場での百姓間の争いを無くし開墾をする過程での,武士と百姓双方の立場を超えて連帯感が芽生えてくる様子が生き生きと描かれている.どうしようもない奴もいるが,百姓の正蔵や家老の嫡子啓太郎などいい男になっていく.ただ,最後の数ページはいらなかったと思う.

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