43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層

作者名 :
通常価格 1,320円 (1,200円+税)
紙の本 [参考] 1,650円 (税込)
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作品内容

2015年2月20日、神奈川県川崎市の多摩川河川敷で13歳の少年の全裸遺体が発見された。事件から1週間、逮捕されたのは17歳と18歳の未成年3人。彼らがたった1時間のうちに、カッターの刃が折れてもなお少年を切り付け負わせた傷は、全身43カ所に及ぶ。そこにあったあまりに理不尽な殺意、そして逡巡。立ち止まることもできずに少年たちは、なぜ地獄へと向かったのだろうか――。著者初の少年事件ルポルタージュ。

■インターネットを中心に巻き起こった「犯人捜し」の狂騒
■河川敷を訪れた1万人近くの献花の人々の「善意」
■同じグループで「居場所」を共有していた友人たちの証言
■遺族の「涸れることのない涙」――浮かび上がる慟哭の瞬間

「遼太君、君はあの夜、血だらけになった体で闇の中を這い、どこへ向かおうとしていたのだろうか」

ジャンル
出版社
双葉社
電子版発売日
2018年03月16日
紙の本の発売
2017年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

    Posted by ブクログ 2019年02月02日

    自分とは無縁なはずの一少年事件なのに、なぜか深く心に残った(当時はISISの処刑を真似たという言説も流れ、これも衝撃的だった)。ついこの前まで小学生だった、地方から来た明るい少年がなぜこんな凄惨な死を迎えなくてはならなかったのか…。
    父親もずっとこの「なぜ」を問うている。母親(元妻)の管理の甘さ、加...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月09日

    何となく気になっていた事件だったけど、最近何かと川崎がフォーカスされているので読んでみたが、思いの他、多面的な要素があり、複雑な事件だったのだの気づいた。
    家庭環境と友達が、人格形成に大きく影響を及ぼす傾向が強い。

    これを読んだ後だと、当時のワイドショーが如何に浅く、人を傷つける報道をしていたのだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月13日

    43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層。石井光太先生の著書。このような悲惨で残虐な事件がなぜ発生してしまったのでしょうか。家庭環境の問題で特殊な事件と上から目線で結論付けてしまうのは簡単なことだけれど、日本の子どもたちの教育環境を改善しないと同じような悲劇がいつ繰り返されるかわからないと思いま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月08日

    わたしが今ここにいられるのは、偶然なのかもしれない。わたしが今生きているのは、運がよかったからかもしれない。
    人それぞれの環境で、何に巻き込まれるか、何に助けられるのか、分からない。
    子どもには、できるだけたくさんの、安全なところ、いいところへ向かって行けるチャンスがあって欲しい。

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    Posted by ブクログ 2018年04月11日

    他人事だからとか、関心がないとか、つらすぎて読みたくないとか言う理由でこの作品から遠ざかる人もいるだろう。
    それはその人の自由である。
    でもできるだけ多くの人に読んでもらいたい。
    読むのがつらいと言って逃げないでほしい。
    私たちはあまりに社会の表面的なことしか知らない。メディアは組織の不祥事や芸能界...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月08日

     被害者のあどけない笑顔と異様な犯罪態様が衝撃だった事件。「彼女は頭が悪いから」の東大生たちとはまた別の種類の社会の病巣。犯人となった少年たちはいま、どんな思いで刑に服しているんだろう。

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    Posted by ブクログ 2019年05月13日

    相当な話題になった事件なので被害者の遼太君の顔は覚えていました。
    川崎の河川敷で全裸の遼太君がこと切れており、その体には切り付けられた跡が43箇所有ったという事件です。
    誤解を恐れず言えば、殺人を犯してしまう事自体は理解出来るというか、想像の範囲内です。そうでなければ色々な映画やドラマや本で、動機を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月11日

    許されない、と人は言うけれど、人は人を許すことなんてできないような気もする。あるいは罰することもできないのかもしれない。

    家庭環境を持ち出して、その罪を減じることはできないとは思いつつも、加害少年たちの生い立ちには同情を禁じ得ない。本来は社会からこぼれ落ちる人がいないように、社会が見守っていく機能...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月20日

    事件の詳細を知るのは辛く苦しく涙がとまらなかったけれど、石井氏のルポは信頼がおけるので、この事件を多角的に見つめるための材料として熟読できた。被害者、加害者、家族、とりまく環境、、さまざまな要因があるなかで、この凄惨な事件を未然に防ぐ術はなかったのか?なぜあんなにも残虐になれるのか?ADHDという障...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月22日

    この本を読んで、一般のメディアや週刊誌での表現は浅くて表面的なものだと知った。
    ただのいじめっこ・いじめられっこの関係でない。
    望みの持てない家庭環境に置かれ、拠り所を家の外に求めた。彼らの理解者となれたのは学校ではなく、同じ境遇にある彼らの集まりだった。

    どんな境遇にあったにせよ、人の命を奪った...続きを読む

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