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2012年10月、丸の内駅舎の保存・復原工事が完了し、2014年には100周年を迎える東京駅。新橋-横浜の鉄道開業から40余年経って誕生したこの駅は、日本の鉄道の中心駅として待望され、開業前は「中央停車場」とも呼ばれた。そして、その後の東京駅および丸の内界隈の開発、戦争の傷跡からの復興と発展は、まさに近現代の東京の歴史であり、携わった幾多の人々の熱い思いが詰まっている。東京のシンボル・東京駅の履歴をここに紐解く。
辻 聡(つじさとし)
1954年、神奈川県逗子市生まれ。幼少のころからの大の鉄道ファン。1976年、一橋大学を卒業し、三菱地所株式会社に入社。1989年より同社の100年史編纂に携わる。その後、ビル営業部担当部長、札幌支店長を経て、現在は同社内部監査室長。趣味の著作は『時刻表自由自在』(日本交通公社)など。日本交通協会・交通ペンクラブ会員。
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Posted by ブクログ 2021年07月29日
東京駅前がまだ原野だった頃、明治政府の競売で落とした三菱。その先見の明を踏襲した三菱地所に勤務した経験を持つ著者が「東京駅」の歴史を綴る。太平洋戦争による戦災で直線的な屋根を載せる南北ドームに馴染みある自分としては、復原後の東京駅はとても新鮮だった。東海道新幹線、そして東北・上越新幹線のための番線運...続きを読む
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