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Posted by ブクログ 2022年10月10日
落語については素人に毛が生えた程度の知識しかなく、江戸末期の寄席が実際どのように行われていたかは知らないが、ネットも何もない時代に噺家を呼んで寄席を開くというのはこんな感じなのだろうな、というのが少し楽しかった。
話自体はそこまで新規性は無いが、落語とうまくかみ合わせており、詳しい人ならもっと楽しめ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月10日
大工の親方が棟梁を開く物語。
素人が始めるだけあって、次々とトラブルが起こるのですが、秀八の人柄と落語への想いに加えて、しっかり者の奥さんや周囲の人の粋なサポートによって何とか乗り越えて行くところが時代物らしい。
個性溢れる噺家や芸人の書き分けも魅力の一つで、続きを読むのか楽しみです。
コロナが収束...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月02日
時は黒船来航の頃、品川宿で落語好きが高じ寄席の開業を思い立った大工の棟梁・秀八。いざ席亭になると、あれやこれやとトラブル続出。笑いあり涙ありの人情時代小説。
宇江佐真理さんが亡くなり、新たな時代小説ものを探して出会ったのがこの作品。ちょうど「落語 THE MOVIE」にもはまっていたので、奇跡のよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月23日
内容(「BOOK」データベースより)
時は幕末、ペリー来航の直後の品川宿。落語好きが高じ寄席の開業を思い立った大工の棟梁・秀八。腕はいいが、けんかっ早い。駆け落ちして一緒になったおえいは団子屋を切り盛りするいい女房だ。芸人の確保に苦労するも、寄席の建物は順調に出来上がってきていた。そんな中、突然お城...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月30日
秀八の、落語や芸への愛が伝わってきます。落語家たちの師弟関係も厳しいけれど美しいですね。寄席を見守る町の人たちの賑わいも楽しい。
充実したお話だったのですが終わりかたには少し拍子抜け?これで終わりなの?あの人はどうなったのだろう?と思い…。でも解説を読むと、シリーズものだとか今後の展開が楽しみだとか...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月12日
大工の棟梁・秀八が恋女房のおえいと共に念願の寄席を開く話。
某公共放送の朝ドラ『わろ○んか』の時代物版的な感覚で読み始めたが、テンポもよく読みやすかった。
他のレビュアーさん方が書かれているように、内容的にはやや薄い。
寄席を舞台にした作品は現代物やミステリー物も含めいくつか読んできたが、芸人さん落...続きを読む
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