安楽死を遂げるまで

安楽死を遂げるまで

作者名 :
通常価格 1,584円 (1,440円+税)
紙の本 [参考] 1,760円 (税込)
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作品内容

講談社ノンフィクション賞受賞作品!

安楽死、それはスイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカの一部の州、カナダで認められる医療行為である。超高齢社会を迎えた日本でも、昨今、容認論が高まりつつある。しかし、実態が伝えられることは少ない。

安らかに死ぬ――。本当に字義通りの逝き方なのか。患者たちはどのような痛みや苦しみを抱え、自ら死を選ぶのか。遺された家族はどう思うか。

79歳の認知症男性や難病を背負う12歳少女、49歳の躁鬱病男性。彼らが死に至った「過程」を辿りつつ、スイスの自殺幇助団体に登録する日本人や、「安楽死事件」で罪に問われた日本人医師を訪ねた。当初、安楽死に懐疑的だった筆者は、どのような「理想の死」を見つけ出すか。第40回講談社ノンフィクション賞を受賞した渾身ルポルタージュ。

ジャンル
出版社
小学館
ページ数
356ページ
電子版発売日
2018年01月05日
紙の本の発売
2017年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
14MB

    Posted by ブクログ 2019年10月20日

    自ら命を絶つという行為は個人に認められた自由の一つなのか。それとも個人の死は家族・友人などの社会を巻き込むものでありそうした自由は個人には属さないのか。

    本書は安楽死が合法化されたスイス、オランダ、ベルギー、スペインといった国々を舞台に、なぜ人は安楽死を選ぶのかという理由に迫ったルポルタージュであ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月23日

    各国の実情がわかった。自殺幇助的な手段は「医者に決められている」という理由で拒否するアメリカは、さすが自己責任の国だと思いました。

    「自分は安楽死を選ぶ。でも、家族はダメだ」という、スペインの頑固オヤジな遺族に納得。矛盾しまくりなんですが、そういうとこが人間らしいとも思いました。

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    Posted by ブクログ 2019年06月13日

    著者は自身の揺れ動く心を隠さず書いている。幅広く取材を進める姿勢にも信頼が置ける。

    死は個人のものなのか、集団のものなのか。

    最後、日本での取材は不発だったが、作者の思いに触れ、本書は極端な論調にならずに済んだ。

    半ばまでしか読まなかったら、死ねることの確保による安心だけで終わっていただろう。

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    Posted by ブクログ 2018年06月24日

    欧米を中心とした安楽死の現状を個別の事例を負ったルポ。日本にも最後取材に行くが、日本はまだ安楽死に対する拒絶反応が強く、社会全体での議論もそもそもされていない。一方ヨーロッパは数十年前から、事例が発生し、医師や家族が安楽死させることに関わり、それが社会問題化して議論が進んだ。オランダでは全死因の4%...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月28日

    力作だと思う。著者は日本人だが海外で育ち、欧州を拠点に活動しているジャーナリスト。欧州の幾つかの国で安楽死が合法化されていることもあり、著者の生育背景は取材にとても有利だっただろう。安楽死、というよりも自殺幇助を強く推進するスイス人医師プライシックについてその現場に臨むうちに一定程度著者だけでなく読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月22日

    日本でも家族とかのまわりとかじゃなくて、その人の生き方としての死を早く尊重されるといいなあ。様々な愛と葛藤と希望を感じた一冊。

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    Posted by ブクログ 2019年08月15日

    以前読んだ『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版』でも言及された、
    ①回復の見込みがなく
    ②耐えがたい苦痛を受けていて
    ③本人が(あるいは周囲の家族も)死を望んでいる(認めている)
    場合に、自死が認められるかという問いに対し、仮に「認められる」とした場合にどのような手法があ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月08日

    スイス、オランダ、ベルギー、アメリカ、スペイン、日本と安楽死が許されている国、そうでない国の医師、本人、遺族を取材して書かれた力作。
    こうして各国の事例と比較すると、日本の例を殺人罪で争うということ自体、日本の司法の欠陥と言わざるを得ないような気がする。

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    Posted by ブクログ 2019年06月23日

    NHKスペシャルを観たのをきっかけに、ググって本書にたどり着いた。あの番組は本書の続編にあたる作品の映像化のようだ。一口に“安楽死”と言っても、①積極的安楽死、②自殺幇助、③消極的安楽死、④セデーションの4種類に分けられる。本書では主に①と②が取り上げられている。 漠然と考えていた内容と大きな違いは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月31日

    安楽死、それはスイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、カナダ、アメリカの一部の州で認められる医療行為である。
    超高齢社会を迎えた日本でも、昨今、容認論が高まりつつある。しかし、実態が伝えられることは少ない。
    安らかに死ぬ。
    本当に字義通りの逝き方なのだろうか。
    患者たちはどのような痛みや苦しみを...続きを読む

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