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一神教はなぜ争うのか?
「悟り」「執着」とは何か?
ドイツ人禅僧が教える、日本人のための宗教原論。
「家族を捨て、悟りを開いたブッダは、実は冷たい人だったのではないか?」
「愛を説くキリスト教徒は、なぜ戦争ばかりしているのか?」
この、多くの日本人が持つ“疑問”に対して、
ドイツ人禅僧である著者が「仏教」と「キリスト教」を対比させながらひとつの答えを出す―。
「仏教」と「キリスト」教の違いが一読でわかる!
現・曹洞宗の住職で、元・キリスト教徒(プロテスタント)による、異色の比較宗教学。
Posted by ブクログ 2016年06月16日
期待以上に面白く読めました。
ドイツ出身の曹洞宗の僧侶である著者が
そのバックボーンの観点から、キリスト教を含む
一神教と仏教の違いを述べているのと、最後には
日本人の宗教に対する感覚とその感覚と向かい方
が世界に発信・輸出できるものであるという論が
書かれてあります。
一神教であるキリスト教のこわ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月09日
キリスト教文化で育って仏教を実践するドイツ人僧侶による比較宗教論。
一番面白いのは後半での、ユダヤ教のYHWH(神)は多神教の中のユダヤ民族の氏神としての一神崇拝であったのが、イエスの出現により、一神教=どの民族も受け入れるが、入信しないと迫害される になったという下り。そしてそれに対する排他性の矛...続きを読む
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