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通常価格 1,833円 (1,667円+税)
紙の本 [参考] 2,420円 (税込)
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作品内容

滅びゆくイスラム帝国の王の”貢ぎ物”として連行された美しい少年兵の叫びが奇跡を起こす。

舞台は、17世紀初頭、最後の輝きを見せるオスマン帝国。征服されたキリスト教国から、”貢ぎ物”のように王(スルタン)のもとへ連行された三人の少年たち。強制的に母国語を奪われ、イスラム教徒へと改宗させられながらも、故郷への帰還を諦めない日々――。
宦官による王の暗殺計画、側近兵の反乱など、内部から崩壊しつつあったオスマン帝国の終焉に、少年兵は巻き込まれていく。

同時に進行する物語の、もうひとつの舞台は、1915年、第一次世界大戦中のドイツ帝国海軍・Uボート。
与えられた使命は、連合国軍の通商船の破壊。無差別攻撃を続けても、戦況は悪化し続けた。
「Uボートは、一隻たりとも敵の手に渡してはならぬ。戦闘能力を失った艦は自沈せよ」
機密を守るための”掟”に従って、敵艦の攻撃を受けたUボートを自沈させ、イギリス軍の捕虜となったドイツ士官捕虜を救出する極秘の作戦が発動した。敵の機雷網や爆雷を潜り抜け、決死の作戦を完遂できるか――。

幻想小説の女王が紡ぐ、”数奇な運命”に翻弄された美少年たちの物語。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
424ページ
電子版発売日
2017年12月08日
紙の本の発売
2017年11月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2018年05月31日

    壮大な歴史物語。オスマン帝国時代の少年兵と、第一次世界大戦中のUボート乗組員。一見何のつながりもなさそうに思える二つの物語が、実は綿密につながっていることが徐々にわかってきます。そして手記を書き綴る二人の不思議な視点……まさかとは思ったけれど、そんなことが。
    一緒に強制徴募されたことで出逢った二人の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月24日

    はぁ〜。凄かった(*´꒳`*)
    17世紀のオスマン帝国とWW2が始まったばかりの1915年ドイツ海軍Uボートへ行けたよ!
    そして今ほど現実世界に帰ってきましたが、もっともっと読んでいたかったです。
    特にオスマン帝国の章の描写は素晴らしくて引き込まれました。そして、くるくる変わる人称が内面→表層→内面...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月30日

    17世紀のオスマン帝国、強制的に生まれ故郷から強制徴募された少年たち。そして一方、第一次大戦下、Uボートを自沈させ捕虜を奪還する計画が秘密裏に進行しているドイツ軍。

    関わりあるはずのない遥かな時代が、ふたりの青年により絡みつき結びつき、ひとつの宿命を手繰り寄せる…手練手管の巧みな皆川先生ならではの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月07日

    他からの圧倒的な力で人生を捻じ曲げられた少年たちの物語、とまとめてしまうことは出来ない途方もない話。
    最初のうちは17世紀オスマン帝国の歴史や文化が興味深く、この先どうなっていくのか、20世紀ドイツとどう繋がるのかが気になって没頭した。段々と書き手の内面に目を向けさせられるようになると、また前に戻っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月05日

    萩尾望都とか山岸涼子あたりの漫画の様な世界だった。
    何で買っちゃったんだか謎の一冊だったけど、面白く読めて良かった。^^;

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    Posted by ブクログ 2018年02月10日

    オスマン帝国の衰退と滅亡の目撃者となった2人の青年。
    設定がわかりにくく、取っ掛かりから物語に入り込むのに苦労した。

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    Posted by ブクログ 2018年02月06日

    ゴールのないメイズに迷い込んだよう。
    逃げ場もなく運命に翻弄されるままにわたしもついてゆく。
    重ねられる負の様子は、いっそ清清しく血の匂いすら澄んでいる。
    鬱屈した心の闇は計り知れない。

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    Posted by ブクログ 2018年01月27日

    17世紀初頭のオスマン帝国と第一次世界大戦時のドイツ帝国のふたつの時間軸で描かれていく。少年たちは宗教も言葉も身体も奪われ、強制的にムスリムにされていく。一方、ドイツ兵たちは捕虜を救出するためにUボートで敵地へと向かう。いつもながらの綿密な時代背景の描写は素晴らしいの一言。特にオスマン帝国のパートは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月28日

    どうしたらこういう物語を紡ぎ出せるのかと、ため息が出るばかり。舞台の一つは、17世紀初頭、最大のそして最後の輝きを見せるオスマン帝国を統べるスルタンの内廷。もう一方は、20世紀初め第一次世界大戦中、ドイツ帝国陸軍が誇るUボートの艦内。この二つがどうつながるのかというのもお楽しみだが、何よりすごいのは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月14日

    全体としては何で17世紀と20世紀が繋がるのかというミステリアスなストーリィだがオスマン帝国のスルタンを取り巻く描写だけでも興味深く読み応えあり。エピローグは自分には理解が難しかった。

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